重量梱包事業
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強化ダンボールの基礎知識
強化ダンボールとは
トライウォールやハイプルエースなどに代表される3層や2層構造からなる強化ダンボールは、木材・鉄・プラスチックに代わる重量梱包材として、世界各国で使用されています。
いずれも強度や耐湿性・密封性能が高く世界中の包装規格に適合しています。強化段ボールの表面に使用されているロングファイバー主体の耐水ライナーと耐水接着剤により破裂の強度、耐候性、また耐圧強度など普通のダンボールに比べ遙かに優れています。各種強度試験でもきわめて高い値を記録しています。
また木製のものに比べ軽量(木箱の30% ~ 25%)な為、取り扱いも容易で航空輸送においてはフレートコストに大きな差が生じます。燻蒸処理も不要のためトータルコストの観点から経費削減も可能となります。
当社では、代表的な2層・3層のトライウォール・バイウォールの他、HOWAYの特徴であるシングル(1層)を構造設計により強度を持たせより安価に制作するご提案も行っております。保管スペースの問題も使用時に容易に組み立てられる仕様にすることにより解決可能です。
強化ダンボールの特徴
通常ミカン箱などに使用するC5やK5などのライナー(表裏の紙)に比べ10倍程度の耐圧縮強度が有ります。また木材を使用したものと比べ重量を3から4分の1程度に抑えられるため輸送時の燃料コストの面でもメリットがあります。重量物の梱包や海外向けの梱包箱として利用されています。また豊栄産業では家具や遊具、イベント時のディスプレイなどとしても使用しています。
1.梱包時の体積削減
衝撃吸収性を活かした包装設計により、包装状態の体積も木箱に比べ減少させることが可能でより多く積載が可能です。一般段ボールの10倍程度の耐圧縮強度で積み上げ時の不安もありません。
2.作業時間の短縮
木材に比べ非常に軽量な強化ダンボールは取り扱いが容易で、少ない人数で容易に組み立てられるため、人件費・作業時間などの必要なコストの削減が可能です。
3.輸送費の削減
木製の箱と比べ強化段ボールの箱は約3から4分の1程度に抑えることができます。梱包材の重量削減は特に航空輸送を利用する場合など、フレートコストで大きくメリットが発生します。
4.燻蒸処理が不要
木製梱包材を使用した包装で輸出する場合、国際的な基準で定められた処理方法で燻蒸処理が必要です。強化段ボールは防疫上適切な処理のための燻蒸処理は不要で費用や手続きを必要としません。
強化ダンボールの用途
海外等への輸送用梱包
積み上げ、パンクチャー共に、重量物にも使用出来る強度が有り、さらに木製に比べ非常に軽量で燻製処理なども不要なためトータルコストでのメリットで海外への大型の発送用梱包箱などとして世界で使用されています。
何度も使用する通い箱
通い箱としてはプラスチック製のダンボール(プラダン)・折りたたみコンテナ(オリコン)や、金属製のフレームの箱などが一般的ですが、強化段ボール製の通い箱は強度はもちろん、廃棄の際も100パーセントリサイクル可能で環境に優しい選択となります。
高級品や美術品などの輸送箱
強化ダンボールは強度と高い緩衝性を活かし、医療機器・精密機器など輸送時に破損しやすく高緩衝性を求められるものに使用されていますが、高級品や美術品などの外装梱包にも利用されております。
イベント・販促 その他
イベントや販売促進用のディスプレイ什器として、また強度を活かし家具、また屋内での使用を想定した遊具にも使用されています。一般的なダンボールシートとは違った、エコでナチュラルな素材の風合いを活かした展開も可能です。
ディスプレイや遊具・家具にも
一般的な段ボールと比べ非常に強い耐荷重で頑丈なため、一般的な梱包箱以外にも豊栄産業株式会社SP事業部ではイベントなどで使用する遊具やおもちゃ・店舗などで使用する販促用のディスプレイや什器としてで活用しています。また通信販売事業部では一般の家庭でご使用になれる家具などにも使用しています。
紙が原料の強化ダンボールは、リサイクル原料として処分することが可能なので環境にも優しく、使用後の手間も減らすことができます。
また、災害時の避難所でのベッドや仕切りなどの簡易のパーソナルスペースとしても使用。木材などに比べ軽くて移動もラクで、工具やねじなどがなくても簡単に組み立てることができる仕様も可能な点も魅力。現在はテレワーク時の簡易仕事スペースとしても好評です。
各種ご質問など豊栄産業株式会社まで、お気軽にお問い合わせください。
木枠や3層、2層強化ダンボールから
強化シングルにしませんか?
一般的に梱包資材と言えば普通段ボールです。ロットが増えればそれだけ単価も安くなっていく。組み立て式の緩衝材でミカン箱に入れテープで止めて完成!しかしながらある一定の重量を超えとそれも難しくなってしまいます。
一般的に重量のあるものに関しては強度の強い木枠であったりトライウォール・バイウォールといった厚みのある強化段ボールでの梱包になります。しかしながら木枠やトライウォール等はどうしても一定の量を超えてしまう場合、生産工程上の問題で納期や数量に支障が発生してしまうほか、どちらもロットが増えても生産工程はほぼ変わることがありませんので大きなコストダウンを見込むことは難しくなります。
そこで、HOWAYがご提案させていただいているものが、シングルの強化ダンボールです!
・メリット1
複雑な形状でも型抜きでの量産が可能!
シングルの強化ダンボールであれば、通常の段ボールと同様に複雑な形状でも型抜きでの量産が可能になります!折り曲げて、組み立てて、といった加工も可能です!!
・メリット2
在庫スペースの縮小が可能!
組み立て式ということで、納品時は平らな状態で、お客様の在庫スペースを圧迫しません!形状によっては約80 パーセントのスペースを圧縮することが可能です!!
・メリット3
組み立て時に煩わしい貼り加工不要!
ステッチャーの使用や、他の素材を用いることも無く組み立てが可能な仕様もございます!組み立てと逆の手順で解体することも容易です!廃材を処理する際の分別等、お客様の手を煩わせることもありません!!
・メリット4
商品に応じた印刷も可能です!!
豊栄産業の強みとする設計力を活かし、機構で補いこれまでにないご提案をさせていただきます!形状にもよりますが、300㎏程度のものまでであれば確実にご対応させていただきます。
まずはお気軽にお問い合わせ下さい。
木箱から強化段ボールにしてみませんか?
強化段ボールの特徴として木材と比較すると軽いということが挙げられます。強度を維持したまま梱包自体の重量を約1/3にすることが可能です。(強化A/fシングル使用時、商品重量300Kgまで対応可能。)また海外出荷時に木材は燻蒸消毒が必要ですが、その手間やコストを省くことが出来ます。リサイクル性にも優れた素材であるため廃棄処理にお手を煩わせることもなく、今後のゼロエミッションの動きにも一役買うことができます。
木材を使用した梱包は丈夫であるため重量物の梱包材としてまず候補に上がりますが、強化ダンボールに置き換えることによるメリットが様々あります。ご質問などお気軽にHOWAY パッケージ事業部へお問い合わせ下さい。
Project Details
こちらは現在、特許申請中の商材のひとつです。一見するとスタンダードなトレー・胴巻き・キャップの仕様に見えますが、HOWAY独自の設計技術により、糊・テープなどの他素材を使用しない組み立て式の仕様です。
単に組み立てが容易なだけでなく、強度面でも優れており静止荷重で1tのテストもクリアしております。
Project Details
よく見かける木製パレットの強化段ボールverです。ここでご紹介しているのではごく一般的なサイズですが、商品重量やサイズに合わせた様々なご提案を致します。
また木製のパレットのご提案ももちろん可能ですのでお気軽にお問い合わせ下さい。
Project Details
外装本体だけでなく、梱包する商品にあわせた複雑な設計もHOWAYの強みです。商品の特徴を鑑みて設計士が内容物に合わせた最適な梱包をご提案致します。
大切な商品に万が一のことがないようHOWAYが責任を持ってお客様の商品を目的地までお守り致します。
Why HOWAY is best
HOWAYには外装箱・内装箱などのパッケージ全般の設計を極めたコンストラクションデザイナーが常勤しており、機能性・コストまで考えた構造をご提案致します。また、西日本最大級の大型トムソンも完備しております。
(最大シート寸法1500×2500mm)
納品までの細かなサポートも豊栄産業の強みのひとつです。
少ロットから長期に渡っての大量ロットまで何でもお気軽にご相談下さい。
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