紙の原材料と特徴
安易な気持ちで紙の原料を調べてみたら・・・
調べれば調べるほど訳が分からなくなってしまいました。
木材チップと和紙の原料(コウゾ、ミツマタ)でしょう。
植物性の天然繊維
1.茎幹繊維
・木材
→印刷用紙、情報用紙等に使われています。
・針葉樹:松(マツ)、杉(スギ)、樅(モミ)、檜(ヒノキ)等
→新聞紙、紙袋、封筒、飲料用紙パックなどに使われています。
マツ科の針葉樹が多く用いられてましたが、徐々に広葉樹も使われるようになりました。
針葉樹は広葉樹よりも繊維が太く長いので、針葉樹で作った紙のほうが強いのです。
現在では用途の関係で広葉樹の方が多く使われるようになりました。
・靭皮(内部樹皮):樹木の外皮のすぐ内側にある柔らかな部分
1.単子葉植物の維管束(いかんそく):植物の茎の中で水分を吸い上げるストロー状の組織。
・藁(わら):繊維が細く短いので弱い紙しかできません(わら半紙)。
・カミガヤツリ:パピルスの原料ですがパピルス自体は製法が異なるので紙に分類されません。
・バガス:製糖時に発生したサトウキビの絞りかすが原料です。
他に、アシ、イグサ、竹等があります。
2.果実繊維
木綿(種子毛)、カポック(実)、ココナツ(殻)、ヤシ(殻)等が原料となります
3.葉繊維
マニラ麻、サイザル麻、パイナップル(葉)、バナナ(葉)等が原料となります。
マニラ麻(アバカ)は繊維が細長く、しなやかで強いのが特徴です。
主に紙幣、ティーバッグ、掃除機の紙パックの原材料です。
動物性の天然繊維
人造繊維(化学繊維)
・化学繊維紙:レーヨン、ナイロン、ビニロン、ポリエステル等、
石油などから科学的に製造された紙です。
・プラスチック紙:合成樹脂(高分子(ポリマー)化合物)を主原料として製造された紙です。
・合成紙:石灰石を細かな粉にして高密度ポリエチレン樹脂で固めた紙です(耐久性と筆記性)。
・ガラス繊維:耐熱性、断熱性、電気絶縁性があり、電設資材、建材、断熱材に仕様します。
・炭素繊維:導電性があり、成型材、電設資材、導電材に使用します。
故紙
その他
▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
食品、家電製品、化粧品、日用雑貨等の紙製什器、ディスプレイの
ご発注をお考えのご担当者様はこちらまでお気軽にお問い合わせ下さい!
期待以上のご提案をさせて頂きます!
ホームページはこちらから!
お電話のお問い合わせもお待ちしております!
東京:03-5820-7255
大阪:072-858-2651
関連
- カテゴリー
- 紙