紙製品を受けとめる【カウンターひな壇什器】

こんにちは。東京支社総合企画部の越川です。
主に段ボール製什器やディスプレイの設計と、サンプルの試作を担当しています。
 
あっという間に11月になり、今年も年賀はがきの販売が始まりましたね。
今年は新型コロナウイルスの感染拡大により、家族や親しい人達となかなか会えない時間が
続いています。
物理的な距離が少しでも近く感じられるようにと、以前はメールやラインで
やり取りをしていた友人に
改めてお手紙を書く機会が増えました。
 
新しい文具を求めて、東急ハンズ、ロフト、無印良品といった雑貨店に足を運ぶ時のワクワク感は
大人になっても変わらないですね。
そろそろ、クリスマスカードや年賀状のように、年中行事に合わせた紙製品が並ぶ季節。
今回は、効果的な商品の見せ方や、手に取りたくなるような陳列方法を探ってみます。

薄くて軽い、自立できない紙製品

今回取り上げる紙製品の特徴は、商品自体が薄く・軽いところ。
自立しないからといって、陳列棚に平置きしてしまったら、商品の素敵なデザインが台無しです。
ここはディスプレイや什器を使いすっきりと収納しながらも、デザインは美しく見せたいですよね。
 
近年では飛び出す【仕掛け絵本】のような、立体的なグリーティングカードも目にするようになり、
ますますカードを選んだり、贈る楽しみが増えました。
売り場でカードを開いた時の状態を確認できれば、お客様はより商品を選びやすくなりますね。

商品の特性を受けとめ、売り場での問題点を解決

紙製品に特化したディスプレイや什器としてご紹介したいのが、カウンターひな壇什器です。

カウンター什器は陳列棚や平台の上に置いて使用する卓上型のディスプレイです。
比較的簡素な作りで、狭いスペースでも活用出来るので多くの売り場に設置されています。

ひな壇の構造により、品揃えが豊富な紙製品を一堂に陳列・展示する事ができます。
また、各スペースに収納していく事で、統一性と美観を兼ね備えた商品展開もできますね。
 
目の前に【飛び出すカード】と書かれていたら、お店を利用するお客さんの中には、どうしても袋を開けて確かめたくなる人もいるでしょう。
そういった人のために立体カードの完成形を、トップボードに貼り付けて展示する事もできます。
 
紙製品は繊細です。一度開封されてしまった商品は元の姿に戻して貰えず、次第に傷んでしまう事は良くあります。予め【サンプル品】を展示し、消費者を引き付ける工夫も必要ですね。
 
商品の軽い・薄い・自立しない問題を、受け止めてくれるカウンターひな壇什器。
豊栄産業にも、お勧めのディスプレイが揃っております。今回はその中から、2点のご提案です。 

【1】強度も安心 段ボール製ディスプレイ

こちらは、耐荷重も万全な段ボール製のディスプレイです。
薄い紙製品は奥行きが控えめなので、横幅と高さをしっかり確保し、豊富な品揃えを印象付けます。
 
トップボードのサイズは自由に設定できるので、訴求面として広く活用できます。
組立作業は、各パーツを差し込んで行くだけ!
カウンター什器の中でも、奥行きを取らない省スペース仕様なので、完成形での配送も可能です。

【2】たたんでコンパクト 板紙製ディスプレイ

【折りたたんだ状態】
こちらは、コンパクトに倒せる板紙製のディスプレイです。
梱包サイズが小さくなるため、配送コストを抑える事ができます。
E段仕様と同様に、トップボードは幅広く活用できます。

紙製品・紙雑貨の世界観を大切に

 
今回ご紹介したカウンター什器は、グリーティングカードや年賀はがきを想定したサイズで
作成していますが、
大きさを変えればポチ袋やメモ帳のような小さな紙雑貨にも対応できます。

また、段ボール製であれば強度の面でも長くお使い頂けるので、のし袋のような定番通年商品にも
お勧め致します。
 
感謝の気持ちを届けたり、季節感の演出に使われる事が多い紙製品。
商品としてディスプレイに並べるだけではなく、
売り場から、紙製品が持つ独自の世界観を広げて行きたいですね。

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