巻込み貼りのご紹介:四方を巻き込んで小口を綺麗に仕上げ!その他の効果も?!

巻き込み貼りのご紹介
どうも大阪本社の小林です!
弊社ではオリジナル什器やPOPの設計・製造から屋外サインなど様々な案件をお手伝いしております。
過去のインクジェットに関する記事はこちらよりご覧ください↓
ラミネート加工…しなくても大丈夫なんです。
Bigロールのカード紙(厚紙)始めました。

本記事においては巻込み貼りについてご紹介したいと思います。
 
屋外サインの板使いの看板仕様は下記画像のような看板仕様が多く、 主にアルミ複合板にインクジェットシートを貼って製作されています。
立入禁止の看板の表
看板の裏面

看板の仕様

主に四方カット、角を丸く落とす角R、巻き込み貼りなどがあげられます。 巻込み貼りは長期的に見て他の仕様と比べて、メリットがたくさん!看板の外見的な劣化がしにくいものとなります。

巻込み貼りのメリット

●シートの縮みによる剥離防止
印刷をかけてPVCシートは熱により収縮する特性を持っています。単純な四方カットの仕上げですと、伸縮は大外から縮で板の下地が見えてしまいますが、 四方を巻込んで貼ってしまえばデザイン表示部分まで縮みの影響がでにくくなります!

●見た目がキレイ
材料素材としてはよくアルミ複合板が使用されてますが、 四方を巻込んで貼ることで板材を隠すことが出来、側面の小口にも印刷が施され、見た目がキレイになります。また大型の表示看板の場合、分割で製作することも多々あります。横並びの分割で製作となれば、シートの伸縮で分割部分のポイントが目立ってしまう懸念がありますが、巻込むことによりすっきりキレイに保つことが可能です。

●ケガの防止に
アルミ複合板とは薄いアルミ板2枚と樹脂をサンドイッチした軽量の板材のことを指します。実はそこそこ重く、鋭利です。看板の用途や低い位置への取り付けが考えられるときは、 シートを巻き込むことによりアルミ複合板の側面の鋭利さを軽減し、安全性を高めることができます。

巻込み貼りのデメリット

●加工工程が増える
通常であれば板に貼り込み、その流れで加工と2工程となります。巻込み貼りであれば板をカット、シートを指定寸へカット、巻込み貼りと3工程になります。

●製造コストが増える
上記に加工工数が増えるのに加え、シート面積が増えるため、通常品より割高となります。

弊社では屋外に限らず、屋内・店頭POPでも巻込み貼りを請け負っております!
実績としてはスチレンパネル、段ボール、PVC板色々とございます。

四方を巻込むことで強度も美観も良くなり、良いものを長くご使用して頂くことが可能です!
長くご使用出来ることでSDGsに貢献できればと思っております!
段ボールに巻き込み貼りをしている様子
いかがでしたでしょうか?ご参考になりましたら幸いです。
ご興味がございましたら是非下記までご連絡ください!

豊栄産業は「段ボール・紙」を用いたパッケージ・梱包資材の設計~製造納品売場ディスプレイ・販促什器の設計~製造納品ダンボール家具やおもちゃの通信販売インクジェット出力によるスチレンボードや看板資材、小ロットの什器作成を行っている会社です。
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