ゴミが減る!? 環境に配慮した店頭ディスプレイのサイズ展開

ゴミが減る環境に配慮したPOPパネルのサイズ展開

こんにちは、豊栄産業のインクジェット課です。

我々インクジェット課では主に屋内外の広告物と言われるもの、所謂、屋外の看板や屋内のポスターやPOPなどのパネル…などなどを日々製作しています。

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ゴミをどう減らしていくかを考えてみよう

ダン吉が何かを考えている
今回は 【商品を製作する際に避けて通ることは出来ない「塩ビ」や「プラスチック」の端材やゴミをどう減らしていくかを考えてみよう】のコーナーです。

簡単に「脱プラ」「減プラ」と謳っても正直なかなか従来の素材を変更していくのは難しいですよね?

では、違う方向からアプローチしてみましょう!!

ご存知ですか?スチレンパネルなどの材料サイズ

POPパネルや等身大POPなどの店頭ディスプレイに使われるスチレンボードには、実は規格サイズがございます。

主に使用されているのが【1820×910の36(サブロク)サイズ】と呼ばれているものと【2420×1220の48(シハチ)サイズ】と呼ばれているものになります。3の倍数で覚えておくと覚えやすいですね!!

で、このサイズの材料を使って商品を作っていくわけですので当然、端材やゴミが多くなる商品サイズ端材やゴミがすくなくて済む商品サイズがあるわけなんです。
 
例えば1000mm×600mmのPOPパネルを3枚作るとしたら…36サイズを使用した製作なら以下の図のようになります。
印刷物のサイズに対して大半が端材かゴミになってしまうパネルの図
…そうなんです、1枚の素材から1枚の商品しか作れないので結果、グレーの部分が端材やゴミになってしまいます。

商品サイズを調整して素材を無駄なく使ってゴミ削減!!

ところが、この商品サイズを900mm×600mmに調整できたとしましょう。
すると……?
素材に対して印刷物がぴったりと収まって、ロスとなる部分がほとんど無い様子
どうですか?使用する素材のパネルは1枚で済み、なおかつ端材やゴミがほとんど出ないという嬉しい結果になりました。

商品サイズ的には少ししか変わらないのに大幅に端材やゴミを減らすことに成功しましたね。

ちょっとしたことですがこれもマクロ的に見れば「エコ」で環境に配慮した行動と言えますよね!!

もし商品サイズに融通がきく場合はこんなコトを意識しながらサイズを見直してみるのもオススメです♪

インクジェットのことなら、豊栄産業インクジェット課まで!

ご予算や納期のご相談はもちろん、今回のブログテーマのような環境に配慮した材料やサイズ展開などにご興味がありましたら、是非お気軽にご連絡をお願いします。

もちろんこれは極端な例ですが、ちょっとの工夫や目線を変えることで「リサイクル」や「エコ」に繋がることってまだまだあると思うんです。

豊栄産業インクジェット課ではそんなちょっとした気付きや提案をこのブログで発信していけたらと思っていますので皆さんよろしくお願いします。

豊栄産業は「段ボール・紙」を用いたパッケージ・梱包資材の設計~製造納品売場ディスプレイ・販促什器の設計~製造納品ダンボール家具やおもちゃの通信販売インクジェット出力によるスチレンボードや看板資材、小ロットの什器作成を行っている会社です。
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