私たちの業界について＿６

突然ですが「一人〇〇」という言葉、近年増えてきましたね。
ですが焼き肉屋さん・カラオケ店など、複数人で利用されるお客様が多い店に
一人で入るの抵抗がある・勇気が必要という方がまだまだいらっしゃるかと思います。

かわいい雑貨屋さんや化粧品売り場等に成人男性一人で入るのも結構勇気がいりますよね･･･。
逆に作業服・工具等扱うお店は、まだまだ男性用商品の比率の方が高いので、
「ちょっと見たい商品があるけど入りにくい･･･」と感じる女性もいらっしゃるかもしれません。

つまり、このようにお客さまの中には「行きたいけど、行けない」「入りたいけど、入れない」
という方が一定数いらっしゃいます。 

販促においてお店や商品の魅力を伝えるだけではなく、
お客さまの「行けない理由」「入れない理由」を出来る限り取り除く事も大切であると思います。

例えば飲食店等は個人用スペースを作っている店舗も多いかと思います。
ただ店舗内に入らなければお客様には分かりません。だからこそ入り口に看板やPOPを設置して
「お一人様用の席もございます！」とアピールする必要があります。

こうしてお客様にきちんと伝える事で、入店前の不安や疑問を解消し来店を促す事が出来ます。
「一人〇〇」に関して言えばお店側が「お一人のお客様にも来店頂きたい」と伝えることで
お客様側に「一人で落ち着ける空間がある、他にも一人のお客さんもいる」理解して頂けます。
些細な販促活動かもしれませんが、こうした地道な宣伝がお客様を呼び込む鍵となります。

「男性が入りにくい」あるいは「女性が入りにくい」と感じてしまう店舗は自分たちのメイン顧客が求める商品とは敢えて逆の商品を店舗の見やすい位置に置いたり、POP等で呼びかけて
「多種多様な商品」を扱っていることをアピールするのも良いかもしれません。

 大事なのでお客様の不安や疑問を解消して、気兼ねなくお店を利用してもらうことです。
販促POPは単に商品の宣伝だけでなく「入っても大丈夫かなぁ・・・」というお客様の不安を
解消するのにも役立ちます。