古紙、紙のリサイクルについて

みなさん、こんにちは。
豊栄産業の船橋です。
年末となり大掃除の時期ですね、今年は出かける用事も少なくなると思いますので、
がっつり大掃除できればと考えてます!
 
今回の記事では古紙、紙のリサイクルについてお話しさせて頂きます。
別記事で段ボールのリサイクルに焦点を当てた「ダンボール リサイクルについて」という記事も掲載しておりますので、合わせてご覧頂けると、より理解が深まると思います!

古紙とは

一度使われた紙でリサイクル(再利用)できる紙のことです。また新たな製品の原料となります。
 
身近なものでいうと
・新聞
・雑誌
・段ボール
・飲料パック
・雑がみ(家庭で出る上記4点以外のもの)

このような種類が古紙となります。
自治体ごとにルールはあると思いますが古紙を種類ごとに分別、仕分けして回収してもらっていると思います。
もちろんそれには理由があり、古紙はそれぞれの特徴応じて異なる紙製品の原料となります。
 
例としては

・新聞→新聞やコピー用紙
・雑誌→お菓子の箱や紙器用の板紙
・段ボール→段ボール
・飲料パック→トイレットペーパー
・雑がみ→段ボール

になります。
簡単に言えば、上記のものを古紙回収に出せば再利用されて、古紙回収に出さなければ再利用されることなくゴミとなってしまいます。

みなさんができるだけ古紙回収を行って環境をよりよくしていきましょう。

リサイクルできないもの、禁忌品(きんきひん)について

全ての紙が古紙として出せれば環境的にも良いのですが、そうではありません。

古紙っぽくてもリサイクルできない禁忌品というものもあります。

禁忌品が混ざってしまうと古紙を新たな原料にする生産工程で機械トラブルや不良品となってしまいます。

私も調べて驚いたものが

 

・紙コップ
・紙製のカップラーメンの容器
・レシート(感熱紙)
・宅配伝票(カーボン紙)
・匂いのついた紙(石けんの箱、お線香の箱など)


です。

みなさん興味があれば禁忌品について調べてもらえたら意外なものがあると思います

販促品における古紙、禁忌品について

豊栄産業の場合は紙、段ボールの販促品がメインの為、古紙、禁忌品の処理の動きが案件ごとに出てきます。
 
物量的に多くなるのが案件完了後の残り部材の処理です。オフセット印刷の場合8割以上はPP加工となり禁忌品(産廃処理)となります。
外装箱や什器の化粧面ではない部分の補強パーツなどは古紙扱いになります。
私のざっくりの感覚にはなりますが残部材の7割~8割は禁忌品となり産廃処理をしているのが現状です。
 
できる限り古紙としてリサイクルできるようにするほうが今後の地球の環境問題的にも良いと思いますがどうなっていくのでしょうか。。。。。
ちなみに社内の工場は段ボールケースの製造工場となりますので大量の段ボール古紙が発生します。毎週、古紙回収業者さんに古紙を引き取ってもらっています。販促品で社内に残している量産案件の控えはできるだけ古紙で処理できるように古紙と禁忌品に仕分けして処理しています。
 
 
以上が古紙、禁忌品についての簡単な説明でした。
年末の大掃除に出てくる家庭ごみもリサイクルできるものは無いのか再度見直してみてはどうでしょうか。
 
販促に関しては、みなさん細かい部分は覚えなくても大丈夫です。弊社人員がどのような工程なら環境に良いか、リサイクルできるかの提案もさせてもらいますので何でもお問い合わせお待ちしております。