デザインと校正に関する用語について2/2

こんにちは!豊栄産業SP事業部の小林です。
 
 
専門的な用語ってありますよね!印刷も業界特有の印刷用語が存在します。よく耳にする言葉も、知らない用語もなんとなくで理解はしているけどといったことをおさらい出来ればと思います!今後のお仕事の打合せなどにお役立ていただければ幸いです!
 
打ち合わせでよく使用するデザイン用語と校正用語に焦点をあて、2つの記事に分けてご紹介します。本号においては校正用語をご紹介します。
 

校正用語

印刷物の文字やデザインをチェックする際に使用する用語について掘り下げていきます。
 

【色校正】

色校正は、元のデータと印刷物の仕上がりで、色味の違いや認識のズレをなくすために事前に試し刷りをすること。色校正の種類こちらも参照下さい
 

【突き合わせ】

元となる原稿とデザイン原稿を一文字ずつ突き合わせて校正を行なう方法のことです。
 

【読み合わせ】

主に一人が原稿を読み、もう一人が原稿をチェック。誤字脱字をチェックする作業です。
 

【朱字(あかじ)】

朱字と書いて「あかじ」と読みます。原稿や校正で印刷された紙に、赤ペンで修正、適正な指示を書き加えることです。
 

【校正刷り】

量産の前に校正を行なうための刷り物の総称。校正刷りはまた、本来の意味とは差違がありますがゲラ刷りやゲラ、プルーフなどとも呼ばれることも。
 

【初校と初稿】

初校と初稿はどちらも同じ「しょこう」と読みます。初校は最初の校正刷り、初稿は一番最初の原稿のことです。
 

【再校】

再校(さいこう)とは初校に次ぐ2回目校正刷りです。初校の修正が正確に行われているか、修正漏れや見落としがないかを確認する作業のことを言います。
 

【校了】

校了(こうりょう)とは、校正終了の略。
 

【責了】

責了は、責任校了の略元請け(印刷会社側)が責任を持って校了することです。
 

【下版】

校正が終了した版を次の工程である製版・印刷にまわすことを下版と呼びます。
 
いかがでしたでしょうか。抜粋した用語はどれも印刷物製作において打合せの際によく使われる言葉となります。意味をよく覚えておくと、意思疎通向上と業務効率にもつながりますね♪
ご参考になりましたら幸いです。
 

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