インクジェットで出来ること~ターポリン・FFシート編~

こんにちは、豊栄産業の川渕です。
前回の記事でインクジェット部門の設立に伴い、インクジェット初心者の私が驚いたことを色々と書かせて頂きました。
あれから2週間を経て、作れるアイテムが色々と分かってきたので、今回は横断幕・懸垂幕に絞ってご紹介していきたいと思います。
今回の内容も、サイン業界の方からすると当たり前すぎる内容になっておりますので、同業の方がこのブログを読んでくださることを信じつつ、書き進めて参ります。

ターポリン製

写真のような横断幕や、学校で「○○部○○大会優勝」と書かれた懸垂幕などをご覧になったことはありませんか?私の体感だけの話ですが、こういったものの5割くらいは一般的なターポリンで出来ているんじゃないかなと思います。
素材の説明は色々なサイトで紹介されているので割愛しますが「屋外で一般的に使われる丈夫な布のような素材」という感覚で捉えて頂ければ良いかと思います。

印刷をした後、縁を縫製してロープを付け、ハトメ加工を施して、横断幕や懸垂幕として使われます。

ターポリン製(メッシュ)

先に申し上げたターポリンですが、ノーマルタイプの他にメッシュターポリンという素材もあります。(※他にも色々と違うタイプが存在します!)

写真は実際の素材ではありませんが、向こう側が透ける程度のメッシュをイメージして貰えれば、と思います。

メッシュ状のため風が通り抜けるので、風が強い場所に適しています。ただ向こう側が透けるレベルのメッシュなので、背面に壁が無いと印刷が見にくいという欠点もあります。

番外編:FFシート

懸垂幕・横断幕に絞るといった側から番外編になってしまいすみません。

FFシートは電飾看板など後ろから光を当てる看板に用いられるシートです。初心者から見るとターポリンと同じような素材に感じるのですが、全く違う用途で使われる物です。(私は最初勘違いをしていて、FFシートで幕を作るものだと思っておりました…)

後ろから光を当てて、光で印刷内容が飛んでしまわないように印刷を濃いめに調整するので、光が当たっていないときはかなり濃く感じます。
点灯時・消灯時共に同じくらいの濃度にする方法もありますが、それはまた別の記事でご紹介出来ればと思っております。

まとめ

いかがでしたか?今までサイン関係に全く関わって来られなかった方のとっかかりになればという思いでブログを執筆しています。

私自身、これまでの販促什器を作成してきたノウハウと組み合わせて何か出来ないかな…と日々考えながら修行に励んでおります!

こんなこと出来るかな?というご相談があれば、是非一度ご連絡お願い致します!

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