ダンボールの断熱効果:冬のキャンプを暖かく過ごせる?!

ダンボールの断熱効果
こんにちは、豊栄産業の小宮です。趣味はアウトドアとDIYです。
キャンプによく行くのですが、その時すごく役に立つのが段ボールです。
段ボールシートをたくさん重ねている様子

キャンプでの段ボール活用方法

草原に白いテントが2つ建っている
焚火の焚き付けにも使いますし、荷物の積み下ろしの時に一時的な置き場所に段ボールを広げてその上にキャンプグッズを並べたりしています。
薪を入れて持っていたりと収納でも使っています。
そして冬キャンプに欠かせないのが、断熱材としての段ボールです。

冷え対策

雪が降り積もった夜
キャンプに行かれる方はご存じだと思いますが、寒い時期にテントで寝るとき、地面からの冷気は大敵です。

私もキャンプ初心者の頃は体が冷えて寝られないことが何回かありました。
底冷えというやつですね。
銀マットや、毛布をひいたりしたのですが、あまり効果がありませんでした。
 
冬登山をするような上級者の方は、サーマレストなどの断熱効果の高いマットを使っている方が多いと思いますが、何せ値段が・・高い。。
高スペックだと5万円オーバーのものもざらにあります。

そこで数年前に段ボールの断熱効果をネットで知り、試してみました。
冬キャンプで何枚か重ねてマットの下にひいてみたら明らかに寒さが軽減されました。

R値の話

マットや寝袋などはR値という断熱性を表す数値が使われています。R値が高いほど断熱性能が高いということです。
一般的に冬キャンプで使うマットはR値4以上あった方が良いと言われています。
R値が6や7になると極寒キャンプや厳冬期登山にも使えるそうです。
 
ホームセンターや100均で売られている薄い銀マットはこのR値が大体0.5位です。

毛布も地面にひくとほぼ0、これではいくらひいても断熱効果は殆ど得られませんね。

今思えば当たり前ですが、当時は知識も経験もなかったので、こんなことをしていました。

ダンボールの断熱性能

段ボールシートが積みあがっている様子
さて、段ボールのR値はというと、一般的な段ボールで2~3はあるそうです。
このR値は足し算できるので2枚重ねると4~6となり、かなり断熱効果が期待できます。
実際使用したところ底冷えがかなり解消されました。

それ以来冬キャンプに行くときは必ず段ボールを何枚か持っていくことにしています。

その他のメリット

メリットの文字を指さす画像
入手が簡単でコストがかからないのも段ボールの魅力です。スーパーやホームセンターで無料で頂けるところもたくさんあります。
最近は段ボールの無料回収場所も増えてきているので、キャンプの帰りにあれば、そこでリサイクルに出しています。荷物も減って一石二鳥です。
 

ちなみに日本の段ボール回収率は95%を超えており、サスティナビリティが非常に高い素材です。

SDGsの観点からも積極的に使用したいと思います。

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