マグネットシートのご紹介|構成、種類、厚み、耐久期間について解説
どうも大阪本社の小林です!
弊社ではオリジナル什器やPOPの設計・製造から屋外サインなど様々な案件をお手伝いしております。
本記事においてはマグネットシートについてご紹介したいと思います。
マグネットといえば何を想像しますか?
私は自宅の冷蔵庫に貼られている水道工事の販促マグネットが最初に思い浮かびました。
屋外用途では赤ちゃんが乗っていますステッカーや社用車への貼り付け、駐車場や工事看板の表示などによく使われています。
皆さまも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。弊社で製造可能なマグネットシートをベースにご紹介していきます。
製作素材について
●マグネットシート構成
構成素材は大きく分けて3つになります。
1層目 ラミネート
グロスorマット選択可、またUVカットも付けれます
2層目 印刷素材シート
PVC素材
3層目 マグネット
磁気層色は黒、厚みは0.6㎜・0.8㎜、異方性
●「異方性磁石」と「等方性磁石」
マグネットの種類には2種類の「異方性磁石」と「等方性磁石」があります。
異方性磁石 ・・・ 特定の方向にのみ強い磁力を発生させる磁石
等方性磁石 ・・・ どの方向にも同じ力で磁力を発生させる磁石
厚さ1mmのマグネットシートの場合、異方性磁石は等方性磁石の約4倍の吸着力があるとされます。
弊社でのマグネットシート製作においては異方性を採用しております。
一見すると吸着力が強い異方性のマグネットシートの方が良いと感じますが、それは使用用途により変わり、等方性マグネットシートの方が好まれるケースもあります。
●サイズと厚み
マグネットシートのサイズは、小さければ下地との接地面が少なく剥がれやすくなり、大きければマグネット本体の重さが重くなり剥がれやすくなります。
厚みは単純に厚い方が磁力も強くなりますが、磁力の強さと価格帯から1㎜以下のシートが多く使われています。
弊社では0.6㎜、0.8㎜を常備在庫としてもっております。
●耐久期間について
屋内用の場合
通常の印刷工程、一般的な表面加工を施します。耐久性としてはほぼ半永久的に使用出来ます。
マグネット自体は大丈夫ですが、屋内での使用であっても直射日光がマグネットシートに直接当たる場合、
表面の印刷部分の色が劣化する場合があります。そのためなるべく直射日光が当たらない場所が望ましいです。
屋外用の場合
屋外耐候の強いPVC及びUVカットの印刷シート及びラミネートを使用して製作します。
使用環境によっても大きく変わりますが、一般的な耐候年数は3~5年になります。
いかがでしたでしょうか?ご参考になりましたら幸いです。
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