ボードゲームを作ってみたPart 1~野球バーン編~|遊びと創造性を育む段ボール製ボードゲーム

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こんにちは!
豊栄産業なんでも設計担当の小畑です。
今日は新シリーズ「ボードゲームを作ってみた」の栄えある第一弾ということで、大好きな野球をテーマにしてみました。このシリーズでは、コミュニケーションツールとしての段ボールの可能性を探っていこうと思いますので、たまーにお付き合いくだい。
ちなみに「野球バーン」とは「段ボール野球盤」のことです。野球盤というネーミングが使えないのでバーンと切り替えてみました!
さて、一体どんな遊びが待っているのでしょう? それでは、いざプレイボール!

紙器設計図面

図面はこんな感じです。ぱっと見て何に使われるか分かりにくいパーツもありますね。
展開図面
バットで弾かれたビー玉の軌道を考慮しながら守備陣の配置を調整します。
ビー玉の軌道を予測する図面

組み立ててみると!?

組み立てたらこんな感じです。ボードゲームっぽくなりましたか!?無地でも遊べなくはないですが、全体的に少し分かりづらいですね。段ボールの良いところは色塗りやシールなどでデコレーションしやすいところです。折角ですので着彩してみましょう!
クラフト地の野球バーン
いかがですか!?随分と臨場感が増しましたよね!「野球バーン」の誕生です!
着彩がされた様子

野球バーンの基本構造は!?

コミュニケーションツールとしては実際に楽しく遊べることが大切です。順を追って見てみましょう。
先ずは基本的な機構からです。傾斜台から転がしたビー玉を平ゴムで固定されたバットで弾き飛ばす仕組みです。バットは手前側に付いた白い輪っかに指を引っ掛けて操作します。
野球バーンプレイの様子
引っ掛けた指を手前に引くと、平ゴムを軸にバットが弧を描きながら後方にスタンバイされます。
野球バーンプレイの様子
ボールに合わせてタイミングよく輪っかから指を離すことで、ねじれた平ゴムが元に戻ろうとする勢いでビー玉を弾きます。守備陣または外野のOUTポケットに捕まれば1アウトです。
野球バーンプレイの様子

野球バーンの特長は!?

野球バーンをより楽しくするために、基本構造以外に以下の特長を持たせました。
 
①左バッター機能
バットは簡単に取り外しができ、左右どちらにも取り付け可能です。ここ一番で「代打〇〇!」なんて演出もありですね!
野球バーンプレイの様子
②スコアボート差し替え機能
スコアボードには90×250mm程度にカットしたコピー用紙等を差し込める仕組みになっていますので、試合ごとに差し替えることができます。これにより、遊んだ記憶をスコアという記録に残すことができるので、試合後も何かと楽しめそうですね!
③ボール、ストライク、アウトカウント視認性向上機能
スコアボード右側の丸部を裏から軽く押すことで上向きに角度を変えることができます。これにより視認性と臨場感がアップします。
紙が差し込めるようすとランプが立ち上がる様子

使わないときは!?

野球バーンの背面には中央に窪みがあるので壁掛け保管が可能です。100円ショップなどで入手できるピン穴の目立ちにくいフックを壁に取り付ければそれに引っ掛けることができるので、ちょっとオシャレなインテリアにもなっちゃいます!かる~い段ボール素材だから、落ちても床を傷つけるリスクが低いですね!(ちなみに下の画像は私のビジネスデスク前です)
野球バーンが飾られている様子

遊びのイメージは!?

ざっとご紹介させていただきましたが、実際に遊んでみるとどんな感じになるか気になりませんか!?野球バーンは商品化されていないですがプロモーション動画を作ってみました。白熱の展開がお好きな方は「ぜひ、御覧ください!」

今日のまとめ

いかがでしたか!?今回はボードゲームシリーズ第一弾とういことで、「白熱のコニュニケーションツール!?」段ボールで作った野球盤こと「野球バーン」にお付き合いいただきました。純粋なボードゲームとしてはご本家と比較するのもはばかれますが、平面から立体へと組み立てていく楽しさと、自分たちで作ったもので遊べる喜びは段ボール工作ならではのものです。
「楽しく作って、楽しく遊ぼう!」をモットーに、今後もいろんな遊びをカタチに変えて発信することで段ボール素材の持つ可能性を広げ、リサイクルの優等生である段ボールの普及を通じて少しでも環境保全に貢献していければと考えています。
 
このように、私たちは「段ボール素材の新たな可能性を探求しながら、日々様々なモノづくりに挑戦しています」。

こんなことできるかな?あれにはどれくらい費用がかかるかな?といったセールスプロモーションやパッケージ、その他様々なアイテムに関するご相談はぜひ豊栄産業まで、よろしくお願いします!

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