試行錯誤!おうちでMeiRoのご紹介

こんにちは!
豊栄産業なんでも設計担当の小畑です。
今日は弊社通販事業で販売している【おうちでMeiRo】についてご紹介します。

おうちで遊べるダンボール迷路作りへの挑戦!

年始から続いたコロナ禍の中、子どもたちのおうち時間が増えたことでご家庭で遊べるダンボール迷路を開発したくなり試行錯誤を繰り返しました。

ポイントは繰り返し遊べること。
つまりコンパクトに収納できて自在にコースを変えられるモノ

そこで、最初思いついた構造は下のイメージになります。
柱に壁(通り抜け不可能)とトンネル(通り抜け可能)を取り付けるタイプで自由にコースを組み替えることができます。

お片付けボックスも付属しているので繰り返し遊べる…!

早速、小さなお子さんのいる社員の方に試作品で遊んでもらいました。モニタリングの結果、問題が浮き彫りに。

★199cmが予想以上に圧迫感があり大きいこと
★コースをすぐに覚えられてしまうこと
★コース変更に時間が掛かり子どもたちが飽きてしまうこと

これは抜本的に考え直さないといけないレベルです。

ちなみに、我が家でも3人の精鋭たちに遊んでもらいました。
何やら怪しいことになってきましたが、、、
「なんじゃこりゃ~!?」

最初は3人で楽しく遊んでいたのですが、当時1歳8ヶ月の息子が突如奇声を発しながら迷路の中を全力疾走した結果、このような状態に!!

迷路よりもこの後の盛り上がり方が凄まじく、本当に楽しそうでしたが。。。というわけで、あえなく撃沈!

そして産みの苦しみへ突入

大きな改善点は以下の4つ。

 

①組み立て後のサイズを可能な限りコンパクトにする。

②コースのバリエーションを増やす。

③コースの組み換えが楽にできる。

④ちびっこの突進にも耐える強度。

 

こうやって文字にすると、とてつもなくハードルが高く感じられ何度も諦めかけました。

おかげさまで何かと他の業務も忙しくその日常に埋もれかけていましたが、ずっと心に引っかかるものがありました。途中、別バージョンを試作してみたものの問題点が解消されずお蔵入りに。


それから1ヶ月ほど経ったある夜、「あっ、逆転の発想だっ!!!」とひらめき、ひとりで興奮したことを覚えています。

そして完成したのが下の商品になります。

上から壁を吊るしちゃえ!というひらめきでした。

今回も社員の方にモニタリングしてもらいました。

その結果、コース替えがかなり楽になり、壁に強く当たった場合も動物たちがポロッと取れてくれるので迷路自体の破損も避けれるようになりました。

柱がない分、マス目を3×4から4×4に増やしてもMAXサイズの縮小につながりました。

梱包ケースサイズはなんと3辺合計160cmに収まります!
梱包箱は、お片付けボックスとしてもご使用頂けます。

迷路用テンプレートも付いているのでコース作りも事前に視覚化できます!

この商品は小さなお子さんのいるご家庭の「おうち時間」を楽しくすることを目的に開発しました。

久々のプロダクトアウトでしたが売れ行きは現時点で30セット強です。冬場にかけコロナの第3波も広がりを見せる中、おうち時間が少しでも楽しいものになりますように願いを込めて。

商品ページのURLを貼っておきますので、ご興味があればぜひ一度御覧ください。https://item.rakuten.co.jp/howay/0140-186/

このように、私たちは紙・段ボールの新たな可能性に日々チャレンジシています。こんなことできるかな?あれにはどれくらい費用がかかるかな?といったセールスプロモーションやパッケージ、その他様々なアイテムに関するご相談はぜひ豊栄産業まで、よろしくお願いします!

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