どんな順番でも組み立てられる??短い底形状の試作!|販促什器の底面について

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こんにちは、企画部の大下です。
今回は什器などで使用する短い底(ショートフラップ底)の試作をしていきます。

短い底(ショートフラップ底)ってどういうこと??

こんな感じの形状で、底に面が必要のない什器などで使用されます。

ショートフラップの外側の写真
ショートフラップの内側の写真

この形状はよく使用されますが、数回使用すると引っ掛かりの部分がだんだんと傷んできます。。。

ショートフラップのツメが痛んでいる様子

また、組み立てる順番も決まっているので説明書がないとパッと見では少しわかりづらいです。

先に凹を折る
先に凹を折る
ショートフラップの外側の写真
あとから凸をはめる。

新しいショートフラップ底形状の目標

・数回の使用でもツメが痛まない→爪をなくす?
・お客様が組み立てるときにわかりやすくする→どんな順番でも組み立てられるようにする
・作図を簡単にする→シンプルな形状にする

試作

ツメを無くした図面
ツメをなくして傷みにくくしました。
しかし上記だとどんな順番でも組み立てられませんし、作図もまだ少し複雑です。
底面の形状を共通にした図面

底の形状を共通化しました。
これにより作図がとても楽になりました。
また組み立ての順番もなくなりました!!!

E/fで実際にカットしてみると、、、

長手を先に折って組み立て
組み立てた様子
長手を先に折っても組み立てられますし
短手を先に折る
組み立てた様子
短手を先に折っても組み立てられます!
回転状に順番に折る
組み立てた様子
回転状に折っても組み立てられます!!

他素材でも

B段で作った様子
B/f
カードB310gで作った様子
カード310g/㎡
案件が入ってくるたびにどうやって作図しようか迷っていましたが、
今回の試作で結構いいものが作れてので、今後はこれを使用し実績を増やしていきたいです。量産になってダメなところが見つかったら怖いですが、、、
 
今回は「ショートフラップ底の試作」を行っていきました。
とても勉強になりましたし、しっくりくる形が見つかってよかったです!

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