POPって何の略称かご存じですか? ~その歴史とは~

こんにちは!
豊栄産業SP事業部東京支社の小林です!
最近寒くなってきましたね。布団から脱出出来なくなりつつある今日この頃です。

本記事については「POP」について少しだけ掘り下げてご紹介します。
ご興味のある方もそうでない方も気軽な気持ちで見て頂ければと思います。

POPの正式名称とは

突然ですが、POPの正式な名称ってご存じですか?
仕事がら「ポップ」とか「ピィー・オゥ・ピィー」などよく耳にして自分でも口にしていますが、
私自身も理解が浅く、わからなかったためこれを機会に色々と調べてみました。
 
POP = 「Point of purchase」(購買する場所)
頭文字から取った略語で、お客さんがお店へ来店から始まる広告を指す。
 
POP広告 = 「Point of purchase advertising」(購買時点広告)
頭文字から取った略語で、主に小売店の店頭プロモーションとして展開される広告媒体を指す。
 

POP(POP広告)は主に紙を宣伝媒体としていますが、近年はモニターを設置して動画を流したり
デジタルを用いた宣伝も増えてきております。我々豊栄産業は主に「紙・段ボール」を使って
POPを作成しておりますので、「紙・段ボール」製のPOPを主軸にお話をしていきます。

ではPOPを使ってお客さんに何を宣伝したいのか。
思いつくのは「商品名」「価格」「キャッチコピー」「商品の特徴」などでしょうか。
紙製POPは数ある広告媒体の中でもメジャーな方で簡単に作成出来るのも特徴かもしれません。
(紙のPOPと言えばそのお店の店員さんの独自で作った手作りPOPなどもありますね)

POPを使用する目的を説明するとしたら
「店側が売り出したい商品を、店員に代わり情報を提供し購買意欲を促進させるため」
ではないでしょうか。POP広告には客を強制する力は持っていません。しかしそれまで購買目的を
持っていなかったお客さんにも有用に働きかけ、興味を促す利点を持っています。

POPの歴史とは

日本でのPOP広告の歴史は比較的浅いようです。
店名や取り扱うものを表示したツールなどは古くから使用されていたようで、
「お店の看板」「のぼり」「のれん」「ちょうちん」などが代表的なものです。
江戸時代などの時代劇ドラマ等をイメージしますね!基本的に販売された商品については
接客販売による口頭対応メインで、商品の内容や価格が伝えられ販売されてきたとのことです。
今の販売スタイルと比べるとちょっと想像が出来ないですね・・・!
商品に対するPOPですが、実はここ1世紀内に発展しました。
1930年代、アメリカで初めてスーパーマーケットができた際に普及したとされています。
それまでは肉なら肉屋さんへ、野菜は八百屋さんにといった専門の販売店でお買い物をするという
考えが一般的でした。
しかしスーパーマーケットは肉以外にも魚や野菜、日用品など取り扱う商品は多岐に渡ります。
それぞれの販売棚に専門の店員さんを配置することは非効率でありナンセンス。
つまり店員さんの代わりに商品の説明をする広告として、POPが生まれたということです。
 
日本では1955年頃から欧米よりスーパーマーケット方式の量販店が普及し始めました。
店員さんの配置問題、経費の問題、大量仕入による安価販売をすることから、代理で商品を
案内・説明してくれる欧米式のPOP広告が導入された事が始まりとされています。
元々は凄く簡素なモノでだったそうです。それが消費者の意識や考え方・市場の変化に伴い、
POPは必要に応じて多様化し、進化を遂げていきました。
今私たちの目の前にあるPOPも時代に伴い変革し続けているわけですね!
いかがでしたでしょうか?私はこの仕事に携わって約10年となりますが、広告や販促は時代と共に
常に変わり続けているように感じます。
コロナ禍を踏まえて、また違った様相になるのでは!?とも思います。そういったことを踏まえ、
より良いご提案が出来るよう私達も日々勉強していきたいと考えております。

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