オリジナル什器を安く作るコツは…?!|プロが伝授!

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こんにちは!豊栄産業の川渕です。

私は普段は営業として普段お客様のお悩みや要望をヒアリングさせて頂いているのですが、とにかく一番お客様が頭を悩ませていること…それは…

「コストを落としたい!!!!!!」
「なるべく安く什器を作りたい!!!!!」

といった、金額面の問題です。

当然出てくるお悩みですよね…商品を売るために作る什器が、商品よりすごく高かったり、回収できない、となったら大変です。

自分も今は販促什器を作る立場ですが、もしメーカー様や店舗様の立場であれば、同じように考えると思います。

今日は、販促什器をなるべく安く作る方法について、お話したいと思います!

カラー段ボールを活用すべし!

一番私がお客様にオススメしているのがこの手法です。
例えばこういうフロア什器があったとします。

仮にこれをロット300個で作りたい!というご依頼を頂き、且つお客様がご予算でお困りのようであれば、私はこう提案します。

こういったフロア什器は、①印刷・表面加工②段ボールへの合紙③型抜き(トムソン)という3工程を経てパーツが仕上がります。

カラー段ボールを使用すれば①カラーの段ボールシートの準備②型抜き(トムソン)2工程でパーツが仕上がるので単純に1工程分安く仕上がります。

またカラー段ボールは、印刷に使用する厚紙よりも、上図のように大きいサイズで発注することができるの1つのシートからたくさんのパーツを取ることができます

たくさんのパーツを取ることが出来るということは、その分使用する型の個数も減らすことが出来るので(例えば厚紙で作ったら5個必要な型が、3個で済む、とか)固定費の削減にも効果的です。

ちなみにカラー段ボールはこんな感じです。
少しツヤのあるシートになります。色もお客様から色見本を頂いて作成するので、どんな色でも対応できますよ!
※金・銀などメタリックな色や蛍光色は要相談

インクジェットを活用すべし!

300個も作らないよ!10個くらいでいいよ!というお客様には、訴求部分をインクジェットで作成することお勧めします。

レジンプリンター

什器を作るときによく用いられるのがオフセット印刷という印刷手法ですが、印刷するための版が必要であったり、作る数に対して予備の紙を多く入れたりと、固定費がかなりかかってしまいます。

そこそこロットがあれば、さほど大きなデメリットにはなりませんが、10個程の作成であればこの固定費が、かなり痛い出費です…

そういうときに用いるのがこのインクジェットです。版代も必要ないですし、必要な分だけしか紙も使わないので小ロット対応にとても優位性を持った印刷方法になります。

インクジェットに関する記事はこちらより↓
【インクジェットメディア】「粘着剤層・のり」のご紹介!どんな種類があるの?選び方は?
インクジェットオペレーターってどんな仕事??(出力編):オペレータの仕事を画像付きで解説!
インクジェットオペレーターってどんな仕事??(加工編):オペレータの仕事を画像付きで解説!

お客様も我々も納得できる仕様を目指して

コストと仕様の兼ね合いは、販促什器やセールスプロモーションに携わる中で、お客様と一番密に打ち合わせを行う部分になります。

チープになりすぎるのはちょっと…というお声もあれば、仕様は問わないからとにかく最安値で!というお客様もいらっしゃいます。

それぞれのお客様の考えを尊重しつつ、最適解を一緒に導いていければと常日頃考えております!

どんな内容でも構いませんので、悩まれていることがあれば、是非一度ご相談ください!

豊栄産業は「段ボール・紙」を用いたパッケージ・梱包資材の設計~製造納品売場ディスプレイ・販促什器の設計~製造納品ダンボール家具やおもちゃの通信販売インクジェット出力によるスチレンボードや看板資材、小ロットの什器作成を行っている会社です。
お困りごとはぜひ豊栄産業までお問い合わせください。

各種ECサイトにて、ダンボール家具・おもちゃ・帳票保存箱などを販売中!

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