ピッタリが見つかる!マスク展示ツール
こんにちは。東京支社総合企画部の越川です。
主に段ボール製什器やディスプレイの設計と、サンプルの試作を担当しています。
通勤途中で、梅の木に小さなつぼみがついているのを見つけました。
一年の中で寒さが厳しくなる時期ですが、春はそこまで来ています。
ひとりひとりが感染症対策をしながら、日常生活を送るWithコロナの時代が始まり、
外出時のマスク着用は新しい習慣となりました。
一時は品薄状態となっていた不織布のマスクに加え、
今では豊富なデザインでファッション性の高いものも増えてきました。
お気に入りの生地で、手作りされる方もいらっしゃいますね。
デザインも機能性もアピールしたい
最近では、マスクの専門店やポップアップストアが登場し、
様々なデザインや素材の中から自分好みのマスクを選べるようになりました。
マスクの需要が高まる一方で、商品のディスプレイ方法については、模索されているのを感じます。
マネキンの頭部にマスクを掛けて、ディスプレイとして見せてくれる売り場が一般的ですね。
このようなディスプレイは、売り場の陳列棚の最上部に置かれている事が多く、マスクを手に取り確認する事が困難な場合もあります。
直接顔に触れるマスク選びは、先ずデザインが目に留まったとしても、
購入前に素材の感触や機能性も確かめたいところです。
プリーツ型マスクのように、使う人の顔に合わせやすいものもありますが、
立体型マスクは、伸縮率が低いのでサイズ選びも重要になります。
そこで、展示しながら着用時の印象やデザインの見え方を伝えられるマスク専用の販促ツールを作成しました。マネキンタイプのディスプレイは、商品をキレイに見せる事ができますが、訴求部分が少ないために素材や機能といった特徴を明記する事ができません。
今回作成したマスクの展示ツールは訴求面をしっかり確保し、売り場での視認性も高められるPOPの要素も持ったツールです。
【1】着用時のイメージを分かりやすく!POP型スタイル
マネキンタイプのディスプレイに代わる、マスク着用時のイメージに近い見せ方ができる什器です。
ベースとなる六角柱に、顔の立体部分を模ったパーツを取り付け、そこにマスクを掛けて展示します。マスクの紐は、六角柱の内側に入るフラップに引っ掛けるので、どの角度から見てもスッキリとした印象になります。
今回は2段で作成していますが、豊富な色やデザインに合わせて3段・4段と増やすこともできます。
六角柱の天面には大きな訴求を入れたり、POPを追加する事でより効果の高い訴求が展開できます。
【2】サンプルとパッケージを並べて商品選びを円滑に!
棚置きのカウンターディスプレイとして、また吊り下げ式のハンガーディスプレイとしても活躍する什器です。商品の陳列ができるよう、フックを取り付けました。こちらも、マスクの展示部分には、立体パーツを取り付けます。商品パッケージの横に、実際のマスクを広げた状態で展示できるので
売り場では迷うことなく商品を見つける事ができます。
どちらの什器にも取り付けている立体パーツは、平型・立体型・プリーツ型のどのタイプのマスクにも対応するので、展示する商品を選びません。
日常生活において、必需品となったマスク。現在、試着が可能な店舗は、マスクの上から重ねて着ける方法で行うようですが、今後このような販売形態が増えてくれば、より自分に合ったマスク選びができるようになりますね。
売り場では専用ディスプレイの活用で、それぞれの商品が持つ魅力を最大限に引き出し、
購買に繋げていきましょう。
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