わくわくスライダー ☆ かわいく変身 ☆

結果はよく売れました。「ならいいじゃん！」となれば良かったのですが、そうは問屋がおろしてくれませんでした(泣)。

その理由はテスト販売品をすべてサンプルカッター対応で制作していたからです。

いきなりトムソンで量産に踏み切ると木型代が発生するので、もしも売れなかった場合に製造コストすら回収できない事態に陥ります。

そのリスクを避けるためにサンプルカッターはうってつけなのですが、この商品の場合、売れるスピードとサンプルカッターが絶妙の相性で量産に踏み切るタイミングがつい後手後手になり、気づいたときには2年足らずで約100台も手作りしていました。

売れ行きが加速する中、制作が追いつかなくなりトムソンによる量産に切り替えを図ったのですが、そこで思わぬ落とし穴が●。

量産に向けシビアに見積もってもらうと当初の販売価格より上乗せが必要となりました。利率を落とすという選択肢を取るには少し厳しい状況で、その結果、販売価格を上げずに済むよう商品をリニューアルすることになりました。

それが次にご紹介する商品です。