商品ダミーPOP 作図方法のまとめ

こんにちは。豊栄産業SP事業部 東京支社総合企画部の越川です。
主にダンボール製什器やディスプレイの設計と、サンプルの試作を担当しています。
 
例年よりも早く満開を迎えた今年の桜。週末の度に春の嵐がやってきて強風と豪雨に耐えました。
思うようにお花見ができませんでしたが、散り際まで見ておきたいと思います。
 
販促ツールの中でも商品名や価格をより見やすい形で提示する手段として、POPの活用があります。
その中でも商品を模ったPOPは店頭で目を引き、利用客の購買意欲に効果的に働きます。
今回は、商品ダミーPOPの設計について、2種類の作図方法をまとめてみたいと思います。

【試作 1回目】

【正面】
【斜め】
1回目の試作では、このような仕上がりに。
この形状は作図の前に【正面・側面・天面】から見た図を用意すれば、[A]~[D]の各寸法を追いかけながら設計していく事ができるので、比較的簡単に図面が完成します。
完成したPOPを観察してみると・・・。
正面から見た時は、思い描いていたボトルの形になっています。
次に斜めの角度から見てみるとボトルのイメージは伝わると思うのですが、POPの側面が見え過ぎて全体的にスッキリとした印象がありません。気になる箇所を修正して完成度を上げたいと思います!

【試作 2回目】

【正面】
【斜め】
斜めから見た時に側面が目立たないように傾斜をつけた形に修正するとこのような仕上がりに。
こうすると正面から見た時も、側面にかけて折り曲げた部分がよりスマートに見えますね。
1回目と同様に【正面・側面・天面】の図を準備してから設計に取り掛かります。
ただこちらの形状は側面と背面の形を求めるのが少し大変なのです。必要な寸法を知るためにいくつかの手順を踏まなくてはいけません。設計の仕方は何通りかありますが、ひとつの方法としてご紹介します。忘れっぽい私自身が後から振り返った時に困らないよう、備忘録として残しておきます。
まず背面パーツを書いていきます。
次に、側面パーツを書き、図面を仕上げていきます。
今回まとめた作図方法は、最も基本的な内容なので、設計する上で必要になった時に、
すぐに取り出せるよう頭の中にストックしておきます。

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