厚紙の種類と選定について

こんにちは!豊栄産業の川渕です。

今日は弊社でよく使う厚紙についてご紹介したいと思います。

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主に使う紙は、3種類!

什器・パッケージ・その他ノベルティなど、色々なものをご依頼頂く弊社ですが、お客様から紙のご指定を頂いていたり、どうしてもこの紙じゃないとダメ!といった理由が無い限り使う紙は3種類に絞られてきます。

ずばり、その3種類は

①コートボール
②カードB
③カードA

の3種類です。

ただこれは厚紙の中の大きな括りになります。

弊社の大阪本社において使用する具体的な紙の種類(品名)は、

①コートボールの「OKボール」
②カードBの「ニューピジョン」
③カードAの「サンカード」

の3種です。

正直これ以外の紙を使用することは、私個人の案件で考えると年に1回あるかないか…というレベルでして、余程お客様にこだわりが無ければこの3種からお選び頂いております。

なにがちがうの?

ダン吉が何かを考えている

①コートボールの「OKボール」
②カードBの「ニューピジョン」
③カードAの「サンカード」

この3種、一体何が違うのかというと、ずばり一番は「価格」です。

①⇒②⇒③の順で紙自体の値段が上がっていきます。

どうして値段差が出るかというと、これは古紙の含有量が大きく関係しています。

③⇒②⇒①の順で、厚紙自体に含まれる古紙の含有量が増えていきます。
古紙の含有量が多いほど安くなっている、という状態です。

特徴と選び方

何を持ってこの3種を選べばいいの?と思われた方もいらっしゃると思います。

まずそれぞれの紙の見た目について簡単に説明すると

①コートボール
表面:白色、裏面:ねずみ色
表は比較的ツルツル、裏はザラザラ

②カードB
表面:白色、裏面:白色
表は比較的ツルツル、裏はザラザラ

③カードA
表面:白色、裏面:白色
表も裏もツルツルしている

という特徴があります。

いくつかのケースを例に挙げて、どういったときにどういった紙をご提案するのかご説明します。

ケース1:両面印刷したい!

表裏の印刷データにもよりますが、真っ先にご提案するのは「③カードA」です。

まず両面印刷するのであれば、表裏白であることは必須条件かと思いますし、裏も綺麗に印刷できるように両面ツルツルの③をご提案します。

ケース2:ダンボールに合紙をしたい!

デザインの色味へのこだわり次第ですが、「①コートボール」をご提案します。

合紙をするということは、裏面は外に見えてこないので、ねずみ色の裏面でもOKですし、安価に押さえることが出来るので①をご提案します。

ケース3:ある程度綺麗に印刷したいけど価格は抑えたい…

どの程度綺麗に印刷したいのかにもよりますが、私なら「②カードB」をご提案します。

①は裏面がねずみ色の分、やはり紙も少しくすんでおり、印刷を載せたときの発色が今ひとつなのと、かといって一番高い③をご提案すると価格を抑えたいという要望を無視することになるので、間をとって②をご提案します。

紙の選定はこちらでお任せください!

お客様の状況によって最適な紙を都度選んでおります。
もし紙のことは何もわからない…という場合でも全く問題ありませんので、何でもご相談くださいね!

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