新入社員奮闘記 ~底編~

本社設計担当の濱田です。
今回は箱の部分に着目して書いていきたいと思います~
普段ダンボールの底面はあまり見ないと思いますが、意外と工夫されているんです!

ワンタッチ底箱

底の面に2箇所の糊貼りを設けて、箱を起こすこと(ワンタッチ)で自動的に底が組み上がる特徴がある箱です。
糊付け箇所が増えるため、製造コストが高くなるのが弱点ですが、自動的に底が形成されるので作業効率に富んでいます。

リユースタイプです。畳む組むが出来るので繰り返し使うことが出来ます。

こちらはロックの交点を端にずらすことで組み易くなっています。
 
それぞれ同じ様なワンタッチ底ですが使い方や形によって工夫されています。

底手組み箱

ワンタッチ箱と同様に底組みから作業を始めます。この作業を手早く済ますことが包装ラインの効率化に繋がるとして、手組みの代表的なジゴク底をはじめとして様々なものが発明されました。

この種の箱の欠点は、A式箱(ミカン箱)と比較すると底がたるみやすく不安定感が伴うのでとても重い内容物には向いていません。

ジゴク底はよく目にするので他のタイプでも作ってみました!
こちらは組みも簡単で見た目もすっきりしていましたが、写真の様に底面が四角に近い形でないとスカスカになって強度が落ちてしまうので使う形が限られると感じました。

底面は重なり部分が大きい方が強度が強くなるのですが、それを優先しすぎると組みにくくなってバランスが難しかったです。
 
今回は作ったことのない底面の形状も作れて面白かったです!
形や用途によってどんな底面が最適か考えられる様になっていきたいです。

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