店頭での色

こんにちは!東京支社営業部の赤堀です。
 
5月も終わりに近づいて夏日もちらほら出てきました!
店頭を見てみると、春商品から夏商品への移り変わりも見えます。商品が様変わりするだけで店頭の雰囲気もだいぶ変わりますね。お客様に「商品の品揃えが変わったなー」と気づいてもらえるような雰囲気作りが店頭では重要なポイントになってきます。
 
そのためには商品パッケージのみならず、什器にも気を配ったデザインが必要になってきます。今回はその雰囲気づくりの一旦を担っている「色」について話していきます!

色相環

「色相環」という言葉を聞いたことありますか?
下の画像のように三原色(赤、青、黄)をそれぞれ混ぜた色を配置して、円にしたものです。
ここで何が言いたいかと言うと、この円にある色たちの関係性をうまく組み合わせて雰囲気を演出することで購買層の心理を刺激することができるのです。

有彩色と無彩色

まず「有彩色」とは暖色系といわれる赤や橙のようなものです。寒色系といわれる青や紫などのことを差します。「無彩色」はその名の通り白や黒などが分類されます。
暖色系は温かいイメージ、寒色系は冷たいイメージ、白は無機質、または神聖なイメージ、黒は重厚感のあるイメージを与えます。それぞれの特徴を理解しておくと使い道がみえてきます。

補色

色相環において正反対の位置にある色の事を差します。例えば上記画像で言えば、緑と赤などになります。これらの色は組み合わせにより「インパクト」や「賑やかさ」を演出することができます。

季節色

冒頭にお話したように季節商品が移り変わると店舗の雰囲気も変わりやすいです。
季節色という季節を表現するような色のグループもあります。

・春 → ピンクや橙や黄色、更に言えばパステルカラーふんわりした色合いなど。
・夏 → 赤や青などエネルギッシュな色、ビビッドカラーで活発さを感じさせるもの。
・秋 → 茶色や薄い黄色、紫など落ち着いた雰囲気を表現出来る色。
・冬 → 青、水色などの寒色系から白などの無彩色など。

また季節のイベントを想像させるような色合いで店舗を活気付けるのもありです。例えば夏は青系統を中心にして海や涼しさを表したり、冬は赤と緑を中心にすることでクリスマスを思わせる雰囲気にしたりなど・・・。
 
このように色だけ手にとってもたくさんの種類があり、組み合わせがあります。店頭での演出は多数パターンがあり、このような色の知識をいれておくと役立つことがあるはずです!ディスプレイや什器をデザインをする上でも必ず役に立ちます。
 
色の選定をする際は商品のイメージ、コンセプト、ターゲット等様々な要素からカラーチョイスをして、デザインするとより効果が得られるかと思います。

グラビアシート

紙・段ボール什器に色をつけるには「印刷」が必要です。ただし、オフセット印刷はロットによっては割高になってしまいます・・・。グラビアシートであれば、PANTONEもしくはDICにてご指定いただいた特色に合わせて色出しをすることができます。更にオフセットより安価に製作が可能です。

残念ながグラビアシートを仕様する場合、白抜きなどデザインを施すことはできません。ですが1色のグラビアベタでも色があることでだいぶ印象は変わってきます。
 
いかがでしたでしょうか。店頭の色の効果は組み合わせによって様々。
その効果を把握して、より販促効果の高いディスプレイで売上げをあげてみては!?
 
色についてはこちらの【グルーピングのすゝめ】でもお話しています!是非ご参考ください。

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