「ハンカチ持った?」 身近な布製品の展示ツール

 こんにちは。豊栄産業SP事業部 東京支社総合企画部の越川です。
主にダンボール製什器やディスプレイの設計と、サンプルの試作を担当しています。
 
間もなく梅雨入りです。湿度が上がると体もむくみやすくなるそうです。
毎年不調を感じるこの季節、湿気対策で快適に過ごせるようにしたいですね。
 
豊栄産業ではダンボール・紙製の卓上型ディスプレイやフロアディスプレイの製作をメインに行っていますが、最近では売り場のディスプレイの他に、エンドユーザーに向けた商品パッケージに近い製作物の依頼も増えてきました。

また化粧品のように店頭で商品の見本を展示するスペースと、商品の陳列ができるストックスペースを兼ね備えた什器が求められる事も多くなりました。お客様の様々なご依頼の中から、新しい什器やディスプレイのヒントを頂く事も多々あります。今回はタオルの展示什器のご相談から得た、小さなきっかけから生まれた展示ツールのお話です。
 
デパートや大型スーパーのタオル売り場を見てみると、陳列の基本に則ったディスプレイ方法が展開されています。商品の配色や陳列の数は、売り場の雰囲気に大きく影響するので、各ブランドの世界観を表現する上でも大切なポイントになります。売り場の入り口から利用客の関心や興味を引く空間が続いていると、自然な入店が期待でき集客や購買の増加に繋がりますね。
 
ハンカチやタオルのような布製品は折りたたまれてパッケージに入っている状態と、広げて展示されている場合とではデザインの見え方がずいぶん違います。利用客が好みのデザインを探して一枚一枚商品を広げて行くうちに売り場が乱雑になってしまう事も。

タオル売り場での主な陳列方法

タオル売り場の主な陳列方法としては、下記が多いかと思われます。
① メインとなるスペースにアクリルや木製品の陳列棚を使用し、高さを出して展示
② クリップが付いている回転式のスタンドに吊り下げて展示
③ ハンカチやタオルの折り方を工夫して、ディスプレイとして展示
④ ギフト用の箱に収めて展示
 
④ のギフトボックスに詰めた状態は贈り物として相手に送る場面がイメージできるので、一見シンプルですが効果的な展示方法と言えそうです。このように売り場では布製品の特性を活かした様々な展示方法で商品の特徴が伝わるような工夫がされています。

商品見本の展示方法 考えてみました

 今回従来のディスプレイ方法に加えて、新たに提案したい展示ツールを大・小2種類製作しました。
ハンカチやタオルの多彩なデザインを魅力的に見せる事ができるスタンドです。商品の厚みや使い心地使用感を確認できるよう、布製品を台紙に直に巻き自立できるようにしました。商品見本の展示方法を統一する事で売り場の雰囲気を壊さずに、居心地の良い空間を作る事ができます。

【1】 ハンカチ・タオル向け

 一般的なハンカチやハンドタオル、二つ折りにしたフェイスタオルの兼用サイズです。

【2】 バスタオル向け

 バスタオルの展示ができるように大きめサイズで作りました。風呂敷のような大判の布製品にも対応できます。

おわりに

 タオル売り場で見本品と商品が混在してしまうと陳列が乱れ商品も選びにくくなります。整えられた売り場ではお客さまの共感も得られ、購買の楽しさを提供する事ができますね。多様な展示方法ができる布製品向けの商品スタンドを使ってみませんか。

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