印刷紙の端に付いているカラーバーのお話

こんにちは!豊栄産業SP事業部の小林です。
 
印刷物の仕事に携わっていなければ目にすることがあまりない「印刷紙」。「印刷紙」とは印刷所から印刷加工を施した、断裁も折りもしていない状態のことを指します。「刷り本」とも言います。

印刷機械から排出されて、パレットに棒積みのままバンド掛けしてあり
次の加工現場へデリバリー、その後各種加工が施され製品として世の中へ流通します。本号はこの刷り本に付いているカラーバーのお話です。

カラーバーの意義

オフセット印刷機でカラー印刷を行なうとき、色の品質を一定に・安定させるためにカラーバーを用いています。用紙の上部に横一列にKCMYのカラーベタパッチが入っています。(色玉とも言います)これらを測定することで、インキ濃度の管理を行なっています。
上画像のように、印刷物の仕上がり寸法の外側やトンボの近くに配置されています。
 
カラーバーを入れるメリットは、熟練者でなくても色濃度の管理が行なえることです。昔では印刷所のそれぞれの感覚、ローカルルールで印刷していたことが多かったそうです。測定器で測った数値で濃度管理することにより、機長さんやオペレーターさんによって品質が差違があるなんてことが少なくなったというわけです。
 
色管理をしていないころでは、オペレーターさんの匙加減頼みな所も大きくかった模様。
十人十色で人それぞれ、色の見え方って違いますよね。黒を赤!って言う人はさすがにいませんが。
ある人はOKでも、人によっては「赤みが強い」とか「黄なりだよ」とかバラバラで基準がないって怖いですね・・・。
 
ご参考になりましたら幸いです。
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