釣りが環境汚染の一因に?|どのようなことが起こっているの?私たちに出来ることは?

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こんにちは
1課製造の豊です。
 
今年は10回ぐらい釣りに行こうと思っています。
ということで・・・釣りと環境汚染についてのお話をしたいと思います。

釣りが環境汚染の一因といわれる理由は、マナーの悪い釣り人の行いによって海洋汚染が起きているから

マナーの悪い一部の釣り人によって「釣り=環境負荷が大きい」といったイメージがついてしまっています。
具体的にどんな問題が起きているのか、いくつかご紹介いたします。
①釣り針で命を奪われた鳥

エサが付いた状態の釣り針を鳥が食べてしまい、命を奪われたという事故が発生しています。

②鉛(なまり)製の重りが水中に残留
鉛製の重りはエサを付けた仕掛けを水中に沈めるために、必要な道具です。
しかし、鉛は生物や人間にとって有害なものです。一定量を越えて体内に入ってしまうと健康を害するといわれています。
海に残った鉛が細かく砕け、魚や魚を食べた鳥の体内に取り込まれるリスクがあるのです。
こうした問題の解決策として、最近では「鉄」や「タングステン」を原料にした無害な重りの開発が進んでいます。

タングステンの価格は鉛の価格の2.5倍~3倍します。タイラバで使用する200gでは5000円以上になってしまうので、少し高すぎますが、環境配慮のためには致し方ないのかも…。

③プラスチック製のルアーが水中に残留
カラフルな小魚のような形をしたグミのような触感のルアーは、プラスチックを原料とした「ワーム」と呼ばれています。

切れて水中に残ると、やがてマイクロプラスチックとなり、魚の体内に取り込まれてしまう可能性があると問題視されています。

④釣り用具の袋やエサの包装容器などのごみ問題
釣り場で最も深刻化しているのは、釣り用具の袋やエサの包装容器などのごみ問題です。

豊かな海を守るために、釣りで気をつけること

釣りに関する問題を見てきましたが、ちょっとした心掛けと行動で環境負荷を軽減できます。

ここからはきれいな海を守るために、釣りで気をつけるべきことを確認していきましょう!

■環境に優しい釣り具を使う
先の鉛の件でもご紹介しましたが、環境に優しい釣り具を選ぶことで、海洋環境の保全に貢献できます。
今回は段ボールで仕掛け巻きを作りました。

段ボール製の釣り道具

生分解までの過程で、魚が間違って食べてしまっても体外に排出されるのが特徴です。

■ゴミは必ず持ち帰る
誰でも出来る簡単なことですね。当たり前のことなので必ず徹底しましょう。

今回は釣りと環境汚染についてご紹介しました。
過去にはこのような記事もアップしておりますので、興味のある方はぜひご覧ください↓
ペットフードでCO2発生

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