段ボール什器・紙什器の品質管理に必要なポイント①|什器メーカーが語る品質管理の基本

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店頭で商品を魅力的に演出する「段ボール什器」「紙什器」。
手軽さやコスト面だけでなく、「品質の確かさ」は購買率にも大きな影響を与える要素です。
 
本記事では、什器メーカーとして数多くの実績をもつ豊栄産業が考える、什器づくりにおける品質管理の基本6項目を2回に分けてご紹介します。

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1. 寸法精度の確認(ズレがクレームに直結)

什器は設計図通りに作られていて初めて機能します。

数ミリのズレが組立不能やグラつきに繋がることもあるため、各部の寸法は非常に重要。
 
  • 設計図と実測値の照合
  • 差し込み口や溝の幅チェック
  • 組み立て後の水平・垂直確認
 
豊栄産業では、品質管理専任者と製造担当者がチェックしています。

2. 耐荷重・構造強度の確認

店頭に設置された後、什器が商品を支えられなければ意味がありません
特に多段式や重量物の陳列には強度設計が必要不可欠。
 
  • 事前に想定される商品重量の確認
  • サンプル組立での荷重テスト
  • 反り・沈み・ぐらつきの有無を確認
構造と素材の特性を理解した社内設計チームと連携することで、安定性を確保します。

3. 印刷品質のチェック(ブランド価値の第一印象)

什器は販促物。「色がくすんでいた」「印刷がズレていた」といった見た目の問題は、ブランド全体の印象を下げかねません。
 
  • 印刷位置のズレ/にじみ/カスレの確認
  • デザイン通りの色味かを目視&照合
  • 汚れや指紋の付着チェック
 
特に紙什器は印刷映えしやすいため、デザイン品質=商品品質と見なされる傾向があります。
 
次回も引き続き重要なポイントをお伝えします。

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