【入稿データのコツ】ターポリンの「四方ロープ縫製」と「袋縫製」で気をつけたい寸法計算のポイント

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こんにちは、IJ課の畑中です。
今回は弊社のターポリンのデータ作成について紹介していこうと思います。

四方ロープ縫製の特徴とデータ制作の注意点

ターポリンの加工で多いのは四方ロープ縫製です。これはターポリン自体はフニャフニャで腰がないのでピンとさせるように四角形の四辺にロープを仕込む加工方法です。仕込み方はターポリンの仕上りから四方40mmのばして折り返してその中にロープを仕込んで縫製します。これで上から吊るしても風でフニャフニャしないようになります。また、ハトメを打つ場合はこの40mmの折り返し部分に打つので破れにくくなります。
ロープ縫製+ハトメ
ロープ縫製+ハトメ
ロープ縫製+ハトメ
デザインで気を付けてほしいのは、仕上りラインから最低でも40mm内側に文字等を収めてほしいことです。内側40mmを越えて文字を配置すると縫製のラインにかぶる可能性があります。

袋縫製の仕組みと高さ寸法の定義

次に左右はロープ縫製、上下をパイプや棒を入れる用に袋縫製にする場合です。これは上下が袋状になるのでどういう状態の時を高さ寸法とするのか認識の違いによって混乱する事があります。弊社では袋になった状態を寸法高さとしています。

伸ばしの計算式と有効寸法の算出方法

計算式イメージ
伸ばしの計算式は下記になります。
例)仕上り高さ2000mm(幅は任意)、上下に30Øの棒を入れる袋縫製の場合
 
30×π+40=134.2 
円周134.2mmの直径は 134.2÷π=42.7mm
直径約43mmの袋×2(上と下)=86mmが袋部分
H2000に仕上げるには 2000-86=1914
1914mmが直線部分
さらに袋の縫いシロに片方40mm必要なので
1914-80=1834
1834mmが文字有効寸法になります。
ちなみに袋部分をペタンとした場合の仕上り寸法は
1914+134.2=2048.2mm になります。
ここが混乱するところです。

データの配置と実務上の注意点

寸法を見ると袋が大きすぎると思うかもしれませんが、左右をロープ縫製しているので袋の端は意外と狭くなり、この寸法より小さくなると棒が入らなくなります。かといって大きすぎることもなく丁度良い感じになります。
こちらも左右はロープ縫製と同じで仕上りから内側40mm以内に文字等を収めてほしいです。
 
袋状を高さ寸法として丁度良い程度の袋にしていますが、現実は引っ張られたりするので高さ寸法は+20mm程度の誤差は見越して高さ設定することをお勧め致します

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