フレキソ印刷、インク濃度について|段ボールへの印刷方法について豆知識

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こんにちは!豊栄産業、段ボール事業部、営業の船橋です。
今回は段ボール印刷のフレキソ印刷インク濃度についてまとめました。
かなりマニアックな話ですが、興味があれば最後まで見て下さい。

フレキソ印刷とは

まずはフレキソ印刷の特徴ですが、樹脂のハンコにインクを付着させ段ボールシートに直接印刷する事ができます。樹脂に弾力性がありますので段ボールのような平滑性の低い素材にも適している印刷です。
段ボールの印判の画像
版の画像 〇印が樹脂部分

フレキソ印刷のインクについて

段ボールシートへのフレキソ印刷では水性インキを使用する事がほとんどです。水性インキは有機溶剤を含まないので地球環境にやさしいインクです。

インクの濃度調整について

フレキソ印刷インクは濃度を調整して厚盛り、標準盛り、薄盛りを表現できます。インクで基準があり画像のような濃淡見本がインクごとにあります。上から厚盛り、標準盛り、薄盛り)
フレキソのインク濃度別の色見本
インクの濃度は水で調整します。濃度の基準は粘度で判断します。画像のように規定のカップにインクを入れて穴から垂れカップが空になる時間をストップウォッチで計り粘度を調整します。粘度を高めたい時はインクの原液を入れます。このような工程でインクの濃度を一定に保ち正確な濃度で印刷を開始します。

まとめ

フレキソ印刷、段ボール印刷についてお問い合わせがあれば豊栄産業、営業の船橋まで連絡頂ければと思います。今後も自社工場の紹介させてもらいますので宜しくお願いします。

また、その他にもフレキソインクについての記事がいくつかございますので是非ご覧ください。

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