知育段具を作ってみた Part 8 ~高速回転!ダンスピンバトル編~
こんにちは!
豊栄産業なんでも設計担当の小畑です。
今日は「知育段具」ことSDGsな段ボール製知育玩具シリーズの第8弾ということで、伝統的な遊び「こま」に取り組んでみたいと思います!一口に「こま」と言っても種類が多いので、今回は作って対戦して遊べる「ベーゴマ」の進化版!「ベイブレード」を段ボールで表現してみようと思います。
「果たして、段ボールのコマを弾き飛ばすようなアグレッシブなバトルが再現できるのか!?」それでは、いざ「レディーゴー!」
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最初に作ったもの
先ずはざっくりと、段ボールのみで簡単に組み立てられるものを作ってみました。手で回すタイプとしてはそれなりに機嫌よく回ってくれるのですが、ぶつかっても弾き飛ばすまでの威力がなく、バトル的に単調で盛り上がりに欠けます。ここから試行錯誤しながら改良を加えていきたいと思います。
スタジアムの改良
初号機で遊んでみた結果、様々な課題が浮き彫りとなりましたが、先ず最初に着手したのはスタジアムの改良です。コマの回転数も上げる必要がありますが、それ以前にスタジアムの天板がフラットでその周りに壁があるという構造に問題がありました。浅い壁ですがここを乗り越えるアクションはほとんど発生しなかったので、下の画像のように壁を取り除き、すり鉢状をイメージした形状に変更しました。これなら、コマの勢いに応じてそれなりのアクションが期待できそうです!
コマが回る秘密!
次に本題のコマについてですが、折角ですのでご一緒に「コマが回るヒミツ」についてお勉強しましょう!下図の内容を理解した上で、コマの改良に取り組みます!
コマの組み立てと解説!
結局のところ、どのように改良したのか?を見ていきましょう!組み立てのイメージ画像をご覧いただきながら、解説します。
①柱になるパーツ2枚を直角に折り曲げて中央で合わせ、そこに小さな円盤から順番にはめていきます。②ではレイヤーと呼ばれる「バトルで最も相手と接触する部分」を取り付けます。
①柱になるパーツ2枚を直角に折り曲げて中央で合わせ、そこに小さな円盤から順番にはめていきます。②ではレイヤーと呼ばれる「バトルで最も相手と接触する部分」を取り付けます。
③で向きを変えた柱パーツを2本追加します。これによって4本の柱パーツが各々直角に突っ張った状態で、円盤に対し垂直に固定されます。④で竹ひごに木工用ボンドを塗ってから、柱の中央にできた溝に差し込みます。
⑤溝の底までしっかりと差し込み、ボンドか乾くと完全に固定されます。⑥でコマが地面や床に接して回転する最も重要な支点となる「剣先」部分に木工用ボンドでビー玉を固定します。
⑦ボンドが乾いたら「ダンボール製ベイブレード」の完成です。⑧で主な特長を説明しています。
発射装置(ランチャー)のヒミツ!
コマはバージョンアップに成功しましたが、手回しでは回転速度に限界があるので目指すベイブレード風アクションには物足りません。そこで、ランチャーと呼ばれる発射装置を作りたいと思います。使い方については次項で取り上げますが、「ここでは1枚10円程のワッシャー2枚で竹ひごが通る穴を補強することで、ランチャーの耐久性が格段に向上する」というヒミツをお伝えしておきます。「ヒミツって言うほどの内容?」ってお声が聞こえてきそうですが、もしもこれを省略して段ボールの穴だけで使用したならば、「使うたびにみるみる穴が変形しながら広がり、コマの安定した回転に悪影響を及ぼす」という残念な状況になってしまいます。せっかく作ったものがそうなると悲しいですよね。
コマの回し方
それでは早速、作ったランチャーでコマを回してみましょう!①コマの竹ひごをランチャーの穴に通し、飛び出した竹ひごにタコ糸を巻き付けます。この時できた糸玉がランチャーの穴より大きくなるので、コマが落下しない仕組みです。②タコ糸の端を手前に勢いよく引っ張ると、コマが回転しながら落下します。
タコ糸の巻き方や引っ張る速度、力の入れ具合などによって、コマの回転速度や角度が変わります。遊びながらコツを掴めは綺麗に回せるようになります!
着彩してみると
無地でも遊べなくはないですが、少し地味ですね。段ボールの良いところは色塗りやシールなどでデコレーションしやすいところです。折角ですので着彩してみましょう!今回は少し大人の雰囲気にしてみました。
設計図面
図面はこんな感じです。紙器設計としてはシンプルですね!これなら、比較的安価にモノづくりができそうです。「お家遊び」はもとより、「親子で参加できるお子様向けのイベント」や「ワークショップ」など、活躍のシーンがたくさんありそうです。また、段ボール製なので「コマが跳ね返って怪我をした」なんてリスクも低いですよね!この記事を読んでくださってピン!ときた方は「ご相談・ご要望に合わせ、小ロットから大ロットまで柔軟にお見積りいたしますので、お気軽にお問い合わせください!」
遊びのイメージは!?
ざっとご紹介させていただきましたが、実際に遊んでみるとどんな感じになるか気になりませんか!?「ダンスピンバトル」は商品化されていませんが、プロモーション動画を作ってみました。オープニングの実写での「ガチンコバトル」に始まり、3DCGの世界へと入っていきます。今回の動画では「ずんだもんによるレディーゴー!の掛け声」や「エンディングの1人称視点によるスピンアクション」などの趣向を凝らしてみました!チャプター単位で気軽に見ることもできますので、ご興味のある方は、ぜひご覧ください!
今日のまとめ
いかがでしたか!? 今回は知育段具シリーズ第八弾とういことで、「現代版のベーゴマことベイブレード」を段ボールで作って遊んでみました!という内容の記事にお付き合い頂きました。今回、最も苦労した点は「コマの大きさ設定」です。バトルアクション的に派手に弾き飛ばすことを求めて軽量化していくと、確かに飛ばしやすくはなるものの、ぶつかったコマが両方とも武舞台から転落してしまい決着がつきにくい状態に。。。「コマとスタジアム」の大きさと形状の修正を数回繰り返しながら、どうにかバランスの取れたモノに落ち着きました。それともうひとつ、剣先にビー玉を取り付けたことが、コマのクオリティアップにつながりました。「ビー玉と段ボール工作との相性の良さ」をここでも活かすことができました!今回、伝統的な遊び「独楽」に触れたことで、少しでも「その奥深さ」を感じることができて楽しかったです!
このように、私たちは「工作ツールにおいて、遊びの中に学びを見つけながら仕上げていく。そんな試行錯誤を楽しみながら、ものづくりに励んでいます」。
こんなことできるかな?あれにはどれくらい費用がかかるかな?といったセールスプロモーションやパッケージ、その他様々なアイテムに関するご相談はぜひ豊栄産業まで、よろしくお願いします!
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