フレキソ印刷ってどんな印刷?

こんにちは!
SP事業部東京支社の小林です。
 
世の中でよく使用されている段ボール箱。無地箱のほかに印刷が入っている箱ってよく見ますよね。
一般的に周知されている段ボール印刷といえばフレキソ印刷のことです!
厳密に言えばオフセット印刷、グラビア印刷やシルク印刷など色々ありますが・・・。
フレキソ印刷ってどんな印刷なの?ということで本号においてはフレキソ印刷のご紹介を致します。
 

フレキソ印刷とは?

フレキソ印刷とは凸版印刷方式の一種です。樹脂のハンコを使用して印刷する方法です。
簡単に言うとハンコを機械でダイレクトに押印する感じですね!
 
版に弾性があるため、凹凸のあるダンボールにも美しく印刷することが可能です。
段ボール以外にもフィルムや布などの表面印刷に利用されます。
下画像は弊社大阪に保有している印刷機です。

フレキソ印刷の特徴

使用するインキの主流は水性インキ。すなわち環境に配慮出来る印刷なのです。
印刷時の特徴は低印圧での印刷。理由は柔軟性凸版を使うため、強い印圧であると画像が歪められるから。
そのため、印刷素材にかかる力が低くかつ張力は弱くすむので動力消費はもっとも低い印刷方式です。
省エネルギーと省資源ですね!
低印圧で印刷できることは印刷素材への負荷が少なく、 印刷と同時にオンラインで包装加工(切る、折る、貼る)の装置を連結することができます。 他にもオフセット印刷やグラビア印刷など多くの印刷機を連結可能です。
経済性と効率性も兼ね備えている優れものですね!

フレキソ印版

オフセットでは平版、グラビアでは凹版を用います。「フレキソ印刷とは?」の項目で記載しましたが、
フレキソ印刷では樹脂で出来ている凸版で印刷を行ないます。
印版を構成する材質の感光性樹脂は、紫外線を照射すると硬化する特殊な樹脂を使用します。
デザインにあわせて1色分ずつ作成し仕上げます。
 

フレキソ印刷の色について

フレキソ印刷のインキは一般的に粘度は非常に低い液状インキです。水性又はアルコール性が主流です。
フレキソ印刷では印刷色の厳密な調整(色校正)は不可となります。また写真画像のような細密なデザインの印刷再現、グラデーション等の濃淡表現が厳しく、濃淡はアミ点でドットの大きさによって表現されます。
単色ごとの印刷となり、基本的に「標準色」と呼ばれるインクを選定して印刷します。もちろん意向に沿った特色のインキを練ることも可能です。また紙の表面が白地、クラフト地によって指定されたインクであっても、見え方に結構な違いが生じます。
いかがでしたでしょうか。参考になれば幸いです。
段ボール印刷でお困りごとがありましたら是非お問い合わせ下さい!

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