私たちの業界について＿１１

では、次はそういったリピーターを増やすためにはどうすれば良いか考えていきます。

例えば、私の自宅の近所にはスーパーマーケットが3店舗あります。自宅から距離はほぼ同じです。
ですがやはりその利用頻度には差があり「よく利用している店舗」があります。
なぜ、３店舗の中で1店舗を選んでよく利用するのか少し考えて見ました。

・3店舗の中で最も商品の品揃えが良いから
・そのお店でしか取り扱っていない商品（所謂プライベートブランド）があるから
・店員の質や応対が一番良いから
・ドラックストアや100円均一など別のお店が併設しているから

私の場合はこんな感じでした。似たような理由でよく利用する店舗を決めている方も
いらっしゃるのではないでしょうか？お店側としてはお客様が何度も利用してリピーターに
なって頂ける理由をなるべく多く作っておきたいところですね。

例えばスーパーであれば、商品の品揃えを以前より増やしたり店員の質を向上させたり
あるいは店内を清潔に保ったり･･･など基本事項を抑えておくことはやはり大事ですよね。
ではここの更に販促をプラスすることでリピーターを少しでも獲得出来ないか考えてみます。

お客様にリピーターになって頂くには、ポイントカードやクーポン券などの「モノのつながり」
がやはり有効的です。ポイントカードがクーポン券があれば「その店舗でなければならない」と
いう理由が出来ます。

 

特にクーポン券は一昔前までは店頭やチラシでの紙製が多かったと思います。
しかし今はスマートフォン等での配布が増加して来ました。紙製だった時に比べクーポンの
利用がより気軽に出来て利用する機会も増えてきているのではないでしょうか。

ただクーポンはあくまで販促の手段のひとつで、主役ではないと思います。クーポン目的で
来店頂いたお客さまは、クーポンがなければ次回も来店して頂くことが難しいかもしれません。

 お客様の来店の理由はあくまでも「お店自体の魅力」でありたいですね。

クーポンはあくまで背中を後押しするぐらいの手段のひとつとして使用していきましょう。

 

そのほか、SP事業部として仕事をしていてよく携わるのが店舗でのイベント開催です。
（昨今はコロナ禍で影響でだいぶ減ってきてしまったのが悲しいところです･･･）

新商品発売に伴う体験会や週末限定で行うイベントもあります。
こちらもクーポンと同じく特典があったり、イベント参加者への特別割引など準備しております。
このようなイベントもお店に活気を与える要素の一つになります。

お店そのものの魅力を伝えるためは、まずがたくさんの人を呼び込む必要があります。
人が集まりやすいイベントは少しでも多くの方をお店に招き入れる良いチャンスとなります。