カウンター兼ハンガー2way什器のご紹介

こんにちは!
豊栄産業なんでも設計担当の小畑です。
今日はカウンター置きと吊り下げの2パターンで使用できる兼用什器についてご紹介します。

柔軟性があるって魅力的!

売り場の状況に応じて展開方法を選択できる什器のニーズは販促ツールのコスト削減にもつながりますので、今後ますます高まるものと思います。

その中でも、お客様からのご要望の多いアイテムとしてカウンター兼ハンガー什器があります。
商品の大きさや重さによって構造へのアプローチや設計方法も異なりますが、今回は目薬等の軽量物を想定したツールについて2タイプご紹介します。
先ず1つ目は、レイアウトをそのままにして2way展開できるタイプです。

写真左がカウンター展開です。什器の両側面を背面に折り曲げて固定すると、右側のハンガー什器へと変身します。

このタイプはカウンター展開時の背丈が高くなってしまうので、商品サイズによる制限が発生します。

また、重いものにも向いていませんが、紙足等の別部材を使用することなく手軽に展開できることが特長です。

図面イメージです。部材としては比較的少なくシンプルですね。
2つ目は、高さを抑えて展開できるコンパクトなタイプです。

写真左がカウンター展開です。背筋を伸ばした状態の右側ハンガー什器から少し姿勢を崩すとカウンター什器になります。

何やら背中に秘密がありそうですが、そこは想像力におまかせします!この構造は他社さんでパテント絡みのものがありますが、写真のものはそれを回避しています。

図面イメージです。部材としては比較的少なくシンプルですが、1つ目よりも手貼り加工が増えそうですね。

何事も無理は禁物

柔軟性がある=汎用性が高いと言えるので兼用できる什器は人気者です。

でも、その人気を勝ち取るためには緻密な設計が必要になってきます。兼用させたいがために構造が複雑になり過ぎて加工が大変になると、コストメリットもなくなります。
そうなると、本末転倒!せっかくの苦労も水の泡となりますので、兼用什器は実際の設計段階に入る前の見極めが大切になってきます。とはいえ、人気者には憧れますね!

今日のまとめ

いかがでしたか!?今回は2種類の兼用什器について見ていただきました。紙器設計としては難易度の高い分野になりますが、それだけに面白いと言えます。
兼用什器に際しては、二兎追う者は一兎も得ずとならぬよう、バランスの取れた構造設計を心掛けて参ります!
 
このように、私たちは多様なニーズに応えるべく幅広い設計ノウハウを駆使したモノ作りに日々取り組んでいます。こんなことできるかな?あれにはどれくらい費用がかかるかな?といったセールスプロモーションやパッケージ、その他様々なアイテムに関するご相談はぜひ豊栄産業まで、よろしくお願いします!

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