板紙、厚紙の重さについて|紙の坪量、連量ってなに?紙の重さを正しく理解しよう

豊栄産業の船橋です。
暖かかったり寒かったりと寒暖の差が激しい時期ですね。体調には気を付けて下さい。
今回は板紙、厚紙の重さについて、社内の在庫紙を実際に計って解説していきたいと思います。
紙の表記について

まずは紙の表記についてですが、3つの表記があります。それは
①紙厚(㎛:マイクロメートル)
紙の厚みを表します。【1㎛=0.001mm 100㎛=0.1mm】
紙の厚みを表します。【1㎛=0.001mm 100㎛=0.1mm】
②坪量(g/㎡)
1㎡あたりの紙の重さを表します。
1㎡あたりの紙の重さを表します。
③連量(kg)
「連」というのは紙1000枚または100枚を表す言葉です。
なので連量とは決められたサイズで連単位での紙の重さとなります。
「連」というのは紙1000枚または100枚を表す言葉です。
なので連量とは決められたサイズで連単位での紙の重さとなります。
例えば
コートボール310g/㎡ 27.0kg 800×1100 400㎛
という場合を①、②、③に当てはめると
①紙厚=0.4mm厚
②坪量=310g/㎡ 1m角の重さが310g
③連量=800×1100サイズの紙が100枚(板紙は1連100枚)の重さは27kg
となります。
このような形で、紙を表す表記としては3つの項目があります。
表記上の重さと実際の在庫紙の紙の重さ

続いて社内の在庫用紙の重さが表記上の重さと合ってくるか量ってみたいと思います。
☆コートボール310g 890×1260 10枚 3.6kg
★コートボール310g 100×100 1枚 3.0g
測ってみると上記の結果となりました。
表記上の計算では、
☆コートボール310g 890×1260 10枚 = 3.45kg
⇒連量(100枚)で34.5kg 34.5kg÷10
★コートボール310g 100×100 1枚 = 3.1g
⇒1㎡=310g 0.01㎡=3.1g
となります。
若干の誤差はありますがほぼ在庫紙と表記上の重さは同じとなりました。良かったです。
誤差に関してはコートボールは古紙の割合が多いことが原因かもしれません。
紙の重量について長々と説明させてもらいましたがみなさんはこんな事は覚えなくて大丈夫です。
紙、段ボールの事でお困りな事や知りたい事があれば何なりとお問い合わせもらえたらと思います。
宜しくお願いします!
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