設計のヒントその9ー① 三角形をたたむ

こんにちは。豊栄産業東京支社 総合企画部の池田です。
主に段ボール製什器やディスプレイの設計と、サンプルの試作を担当しています。

今回も図面作成についてお話したいと思います。
熟練者がごく自然に行っている事が
初心者から見るとよくわからない。そういうことありますよね。
設計も同じで設計初心者は熟練設計者がどのように図面を書いているのかすぐに理解出来ません。
そもそもなんて聞いたらいいか解らないこともあります。

そんな小さな悩みが解決できればと、思いつくまま連載していこうかと思います。
そんなの知ってるよという方は参考程度に見てみてくださいね。

三角形のたたみ方

前回は長方形のつなぎ方により、たためるかたためないかを簡単に説明をしました。
今回は三角形に捨て罫を加えてたたむ方法を紹介します。

正三角形のたたみ方

【断面図】
このままではたためない形状でなので、捨て罫を追加したためるようにします。

【展開図】

赤い三角の位置に捨て罫を加えます。
右下の角から捨て罫の位置までの距離が同じになる事がたためる条件です。
上側が50+100=150、
下側も50+100=150で同じです。

捨て罫を加えた展開図です。

外折れできます。

同じ位置の捨て罫で内折れさせるとコンパクトに折りたためます。

三角形(二等辺三角形)のたたみ方

【断面図】
このままではたためない形状でなので、
捨て罫を追加してたためるようにします
展開図】
赤い三角の位置に捨て罫を加えます。
捨て罫を加えた展開図です。
外折れできます。
同じ位置の捨て罫で内折れさせるとコンパクトに折りたためます。
赤い三角の位置に捨て罫を加えます。
捨て罫を加えた展開図です。
外折れできます。
外折れ用の捨て罫なので、内折れすることはできません。
次回は四角形に捨て罫を追加してたたむ方法を紹介しますね。

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