販促什器の梱包形態：完全に組み立てて梱包した方がいい？折り畳んで梱包した方がいい？

前回の記事で、物流における「2024年問題」についてご紹介をさせて頂きました。↓
■物流の「2024年問題」はSDGsが関係あるって本当？ESGとは？SDGsとESGの違いも簡単に説明！
■物流「2024年問題」で私たちへの影響は？個人で出来ることを紹介

今回は物流に非常に関連がある、「販促什器の梱包形態」についてお話させて頂きます。

販促什器の梱包形態の種類は？

梱包形態の違いで、運賃や段ボールの使用量が異なります。

売り場ディスプレイや店頭ディスプレイを納品するとき、梱包形態としては、

①完成形で梱包する
②ノックダウン（折りたたんで）して梱包する

大きく分けてこの２つの種類があります。

完成形で梱包すると、店頭での設置がスムーズです。極端な言い方をすると箱から出したら、ほぼそのままで設置完了です。

ノックダウンすると開墾した後、店頭での組み立て作業が必要になります。複雑な手順なら組説が必要になる場合もあります。

どちらの形態を選ぶべきか？

容積としては、
・完成形での梱包の場合（巾×奥行×高さ）の容積
・ノックダウン梱包の場合（（巾＋奥行）ｘ厚み）の容積
となります。

後者の場合はロットが多いと、倉庫での保管や輸送時のコストを抑えることができます。

ただ、数量が少なく宅配便での輸送になる場合は、3辺合計で計算するためコストアップとなってしまうことがあります。

数量や大きさを鑑みて、完成形で梱包するか？ノックダウンで梱包するか？の選択が必要です。

依頼先様からのご要望もあるとは思いますが、よく考えて決定しましょう。

これにより、倉庫、輸送コストが変わってくるので、重要です。トラック台数の抑制燃料削減に直結し環境保全に影響します。

その他環境保全に関する記事はこちら↓
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