【瞳型スタンドPOP】パコっと立体!誰でも絶対組み立てられる!店頭用ポップのご紹介

パコっと起き上がるスタンドPOP
こんにちは!
豊栄産業なんでも設計担当の小畑です。

売り場でしばしば見かける「丸っこいスタンドPOP」。
私は「瞳型スタンドPOP」と呼んでいますが、この形状は梱包箱から取り出して設置すると、なんとワンタッチで起き上がる!優れものも存在します。しかし、その殆どはパテントが絡んでいます。

今日はそんなパテントをかいくぐるべく、極力シンプルな紙器設計で「HOWAYな瞳型スタンドPOP」を開発する回です!
「どうか、パコッと起き上がってください!?」 それでは、いざスタート。

ゴムの力は必要か!?

この店頭ディスプレイの最も有名なものは、平べったい輪ゴムの伸縮力を利用した構造になっています。
最初にこれを開発された方は正に天才だと思います。
今回の開発に際して、先ず最初に検討したのが「ゴムの力を借りない」方法です(下記参照)。

潔くゴムの力を借りよう!

今回はワンタッチで立体にしたいので、ここは潔く平ゴムを使用することにします。

ただし、

①印刷台数を2台(木型は共通)にする。
②内部構造を極力シンプルにする。

この2点を達成することで、パテント回避を目指します!

下の設計イメージ画像では、①②を達成することができています。果たして、うまく機能するかどうか!?見ていきましょう。
瞳型スタンドの構想

試作・検証してみましょう!

下の写真は梱包時に折り畳んだ状態です。飛び出す箇所がない長方形になります。
畳まれた瞳型スタンド
内部の写真です。視界良好=シンプルってことですね!
内部構造の写真
立体イメージです。
立体になった瞳型スタンドのイメージ図

パコッと起き上がってください!?

それでは最後に動画を御覧ください!

今日のまとめ

いかがでしたか!?今回は「瞳型スタンドPOP」の開発にお付き合いいただきました。
この売り場ディスプレイの開発には、かねてよりトライしたかったので、今回は胸を借りるつもりで楽しみながら進められました!
ご本家には到底敵いませんが、 「引き算の紙器設計」でまとめることができました。
 
このように、私たちは 「今ある完成されたもの」でも「自分ならどう作るか!?」という視点を大切に、固定概念にとらわれないものづくりを目指しています。

こんなことできるかな?あれにはどれくらい費用がかかるかな?といったセールスプロモーションやパッケージ、その他様々なアイテムに関するご相談はぜひ豊栄産業まで、よろしくお願いします!

豊栄産業は「段ボール・紙」を用いたパッケージ・梱包資材の設計~製造納品売場ディスプレイ・販促什器の設計~製造納品ダンボール家具やおもちゃの通信販売インクジェット出力によるスチレンボードや看板資材、小ロットの什器作成を行っている会社です。
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