廃液処理について|フレキソ印刷で発生する廃液の処理方法について解説!
こんにちは、豊栄産業1課製造の豊です。
これまで、フレキソ印刷とは何か?使用するのはどのようなインクか?などいろいろな記事でご紹介・解説をさせて頂きました。
■フレキソ印刷ってどんな印刷?
■段ボールフレキソインキ集約に向けて:エコな未来への第一歩!
■ダンボールフレキソインキの紹介:バイオマスマークとは?
フレキソ印刷をした後に、使用したロールと印版を洗浄をすると、廃液が発生するのをご存じですか?
月に多い時はドラム缶で6本以上!では、この廃液をどのように処理するのでしょうか?
今回はダンボールに印刷した後のインキの廃液について、弊社がどのように処理をしているのかご紹介します。尚、かなり年季が入って古くなってきた廃液処理システムのため……最新のシステムとは違う箇所があるかもしれませんが、ご了承ください。
処理システムの流れ
①印刷機の洗浄の廃液が廃液タンクに移動。
②廃液タンクから調整槽へ移動し沈殿しないようにする。
③反応槽へ薬品を入れ攪拌させる。
④ダイヤフラム(フィルタープレス)で濾過する。
⑤無害無色透明の液体は下水へ、濾過されたインキの固形は産業廃棄物となる。
これが弊社の処理システムの一連の流れになります。
これが弊社の処理システムの一連の流れになります。
廃液と処理後の様子はこちら
これが前項の手順を踏んで処理されると、↓のような洗浄廃液となります。
段ボール箱はもともとエコな素材であることはもちろんですが、SDGsの一環として、加工工程においても環境に配慮した取り組みをしています。
最初にお話しした通り、古くなって処理速度の低下してきているため、今後システムを更新予定です!
豊栄産業は「段ボール・紙」を用いたパッケージ・梱包資材の設計~製造納品、売場ディスプレイ・販促什器の設計~製造納品、ダンボール家具やおもちゃの通信販売、インクジェット出力によるスチレンボードや看板資材、小ロットの什器作成を行っている会社です。
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