立体文字を組立式で安価に制作してみた！｜スチレンパネルで制作する立体文字のご紹介

こんにちは、インクジェット課の大下です！
今回は安価に作れる立体文字のご紹介です。

過去の制作物の記事はこちらをご覧ください↓

■大きなパッケージPOP｜ちょっと面白いモノ作ってるので見てください『デカパケ編』

■ちょっと面白いモノ作ってるので見てください『キャラハンガー編』

■レプリカキー作ってみた！｜車の成約時や納品時のプレゼントや写真撮影にいかがでしょうか？

■段ボールでキーブレードを作ってみた｜積層禁止！接着剤禁止！折り曲げと差し込みで立体物を作る！

皆さん立体文字というものを知っていますか？？

立体文字はカルプボードやアクリル・木材などを文字の形に切ったものです。

おしゃれな社名の看板や、イベントなどでよく目にします。

神戸にある「BE KOBE」なんかをイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。

お客様から「BE KOBEみたいなモニュメントを作りたい」というお声をいただいたのですが、カルプシートや他素材で作るとすごい金額になってしまいます。

大きさや厚みにもよりますが「1文字数十万円⁉」みたいな世界です。

短期間の屋内イベントで安価に制作したいということだったので、スチレンパネルを組み立てて制作できないかと試作してみた結果、うまく制作できたのでご紹介します！

設計・カット

今回はアルファベットの中でも難易度の高そうな「B」を制作します！
本番の大きさは横幅930㎜・高さ1200㎜・奥行290㎜です。

このサイズをカルプシートや木材で製作しようと思ったら、10万円以上はかかってしまいます、、、笑
今回はサンプルとして本番の0.35倍の大きさで作ろうと思います！！

パーツはこんな感じです！パネルを積層させるよりはかなり少なく済みそうです！

今回の目玉はこのパーツ！
ハーフカットを一定間隔で入れることでキャタピラのようになり、これでアールを表現します！

組み立て

組み立ては割とサクサクと簡単にできました。本番は接着剤を仕込んで強度アップしますが、今回はパネルの糊だけを使用して組んでいきます。

完成！

これで完成です！

個人的にはかなりきれいに仕上がったと思います！！

強度も思っていたよりはカチカチです、そして何より軽い！！

組み立て式のメリット

・大きいサイズは安価に制作できる
今回のサイズ(W930 H1200 D290)の場合は6～8万円ほどで制作できます。
文字によって展開図の面積が異なりますので都度お見積りとなりますが、カルプシートでの制作よりもかなりお安く仕上げることができます！

・設営が簡単
中が空洞なのでとても軽いです！
W930 H1200 D290 で約6kgです！
設営や位置の微調整も簡単に行えます。

・撤去が簡単

カルプシートやその他素材(木材・金属・FRPなど)を使用すると素材の塊なので撤去が非常に大変です。

組み立て式なら、分解したら薄いシートになるので大きいゴミが出にくく後処理が非常に簡単です！

・表面に印刷可能

追加料金がかかってしまいますが、表面に印刷紙を貼ることができます。

グラデーションや柄なども対応可能です！

組み立て式のデメリット

・屋外での使用ができない
スチレンパネルを使用しているため屋内でしか使用できません、、、

・小さいもの・薄いものはカルプシートやスチレンの積層の方が安価

・長期間の使用は不向きかも？
長期間の使用は実績が無いため、不向きかもしれません、、、

まとめ

組み立て式カルプ文字は、大きい文字・分厚い文字・短期間屋内使用の際に

通常よりもかなりお安く制作することができます！！

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