非食用米の活用と取り組み|国産の米から生まれた、未来を変えるプラスチック:ライスレジン

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こんにちは。SP事業部の松浦です。
 
数ヶ月前、米不足が問題になっていましたね。
現在はスーパーに行けば普通に購入できるようにはなってきましたが、以前に比べると品揃えが悪かったり、まだまだ価格が高騰していて、食べ盛りのお子さんがいる家庭等では困ってる方も多いのではないでしょうか?
 
日本人にとっては毎日欠かせない米ですが、食用として適さない古米、米菓・酒メーカー等で発生する破砕米、飼料などでも処理されずに廃棄されてしまう屑米など、日本には食用以外の米が多く存在しています。
 
このような非食用米を原料とした国産バイオマスプラスチック【ライスレジン】がSDGsやエコなどの観点から近年注目されています。
そこで今回は【ライスレジン】について調べてみました。

ライスレジンの特徴と効果

緑の地球の上に白い人が手をつないでいる様子
・100%国産の米を使用
・石油由来のプラスチックと品質が同等である
・CO2排出の削減が可能
・休耕田を活用し農業支援へと繋がる
・国産原料の為供給が安定している
 
郵便局でも製品の開発が行われていたり、飲食店やコンビニ、スーパーでもライスレジンでできたカトラリーやストロー、レジ袋を取り入れているところも増えて来ているようです。
環境に優しいとは分かっていても、木や紙でできたカトラリーやストローって少し苦手です…
ライスレジンで作られた物なら慣れ親しんだプラスチック製品とあまり変化を感じることなく使用できるのもいいなと思いました。

赤ちゃんのおもちゃや食器、アメニティや文房具なども作られていて、お米を使用しているのでとても優しい風合いや色合いの物が多いのも素敵だなと思いました。

まだまだ身近にはプラスチック製品が多いと思いますが、普段何気なく使っているものが、実はライスレジンでできたものだったりするかもしれません。

こういった取り組みが様々なところで行われて少しずつ広まっていけば、身の回りでこのような製品が増えて、地球環境はもっとよくなっていくと感じたのと、お米を無駄にせず活用する取り組みがされていることがとても嬉しく思いました。

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