2020年11月16日 / 最終更新日時 : 2021年6月8日 kawabuchi 未分類 組み立て式アクリル什器への挑戦! こんにちは!豊栄産業なんでも設計担当の小畑です。今日は組み立て式のアクリル什器を試作してみます。それではいざスタート! 専用ボンドで接着! 一般的なアクリル什器の加工は熱曲げや接着を施しているため、納品形態は基本的に組み立てた状態になります。必然的に輸送時の梱包サイズは大きくなりますし、中身をしっかり保護してあげないと部分的に破損するリスクも増えます。 背面部分がひび割れしていますね。この付近に何らかの衝撃が加わったと思われますが、ひび割れはなぜこの位置なのでしょうか?実はアクリルの接着面はボンドでわずかに溶けます。ボンドの量が均一でない(特に多くなる)と時間を掛けてその部分が弱くなります。また、接着面に気泡が入るとそこも弱くなるポイントです。アクリルは透明度と硬度それに材料費も高い!【いわゆる三高←死語?】ですが、かなりデリケートですね。 問題を解決するぞ! そこで、これらの問題解決のために組み立て式のアクリル什器設計に挑戦です!先ずは連結方法を検証するために端材を使ってレーザーカットしてみます。目指すは差し込みやすくて抜けにくいパーツ!検証の結果、とりあえず写真右下の感じで行けそうです。 ここから先の試作は材料費の兼ね合いでPETを使用します。 パーツとしてはこれだけ。すべてA4サイズ以下なのでメール便で出荷OKです。余談ですが、最初PETをレーザーカットすると臭くて臭くて部屋から燻り出されました。その後、材料設定を試行錯誤してほぼOKに。換気も忘れずに! 道半ばではありますが これを組み立ててみると・・・ まだまだ改善の余地ありです。見た目にロックパーツが少しうるさく感じる。おまけに1箇所割れた~。 まだまだ課題は残りますが、もうちょっとコマシにはできそうです。このまま完成まで仕上げたい気持ちは強いのですが、のっぴきならない事情で今日はここまで。完成したら続編でご報告します! このように、私たちは紙・段ボールだけでなく様々な素材にもチャレンジシています。こんなことできるかな?あれにはどれくらい費用がかかるかな?といったセールスプロモーションのご相談はぜひ豊栄産業まで、よろしくお願いします! ▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲食品、家電製品、化粧品、日用雑貨等の紙製什器、ディスプレイのご発注をお考えのご担当者様はこちらまでお気軽にお問い合わせ下さい!期待以上のご提案をさせて頂きます! ホームページはこちらから! 豊栄産業 Webshowroom お電話のお問い合わせもお待ちしております! 東京:03-5820-7255 大阪:072-858-2651 関連