新入社員奮闘記 組み箱編

本社設計担当の濱田です。
 

前回は底面を手で組む底手組み箱を紹介しました。⇒記事はコチラ

今回は組み箱を紹介していきます。

組み箱

組み箱は接着加工無しで組み上げるタイプのものです。
組み立ては全て手作業で、設計のテクニックが問われる分野だそうです。

貼りは無くなりますが、その分、組み作業に時間を要する傾向があります。
折り紙の世界に最も近い分野と言えます。

長手からのフラップを切り込みで挟み込むことで保形してくれます。とても簡単な作りですが思いのほかしっかりしていました。

こちらは両側から蓋をするタイプです。組んだ時の見た目は綺麗で紙どりも良いのですが、蓋をしないと保形出来ず、差し込みが中心で内容物の邪魔になるので工夫が必要です。

こちらも両側から蓋をするタイプですが、側面の穴に滑り込ませて摩擦で止まります。
内容物の邪魔もせず、組むのも楽でした。
この箱は側面の爪刺しで保形されています。
小さな爪ですがしっかり効いていて問題ありませんでした。
軽いものを入れるならケーキ屋さんでよく見るケーキ箱より組みも簡単で良さそうだと思いました。
 
他にも色々な組み箱があるので次回も引き続き組み箱の設計をしてみようかなと思っています!

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