私たちの業界について_9
その後に控える新年行事の足音も聞こえてくる気がします。
非常に緊張感のあるタイミングになってきました・・・
買いたい!オーダーしたい!を誘うためには?
あえて小難しく説明するならば、これはお店のサービスを興味を持って頂いたお客様に、
提供出来る商品・サービスを紹介して気に入ったモノを選んで頂く為のツールとなります。
持たせた上で冊子のようなカタチにしたり、あるいは一枚もの簡素なものであったり・・・。
おおざっぱに言うと、紙で出来たものが多かったのではと思います。
近年はメニュー表のデジタル化も進みタブレットタイプのモノも増えてきました。
タブレットで注文が出来るので、わざわざ注文を伺いにいかなければならなかった従業員の負担も
減りました。効率化を期待してこれからも様々なお店で採用されていきそうですね。
メニューというのは情報の集約で出来ております。
「単なる商品の紹介」かそれとも「魅力ある商品の紹介」か、メニューに載っている情報が
お客様の商品の印象を左右すると言っても過言ではありません。
後者を選ぶ人が多いのではないでしょうか。商品に抱く印象は様々ですが「チョコアイス」という
商品にプラス一言添えることで、商品自体に付加価値がついて見えるのです。
商品に付け加えられる売り文句では、下記のようなものもよく見かけますね
・「○○産を使用しました!」
・「あの○○がプロデュースした商品です!」
・「今年度○○で金賞を受賞しました!」
このような一言もお店のコンセプトにあったモノを選ぶのが重要です
高級レストランのメニューに「この量でこのお値段!」と金額面のアピールがあったら違和感を
感じますよね。それより「○○産を使用しています」と使用する食材のブランドを押し出した方が
「値段に見合った良いモノ使用している」と好印象を与えられるかと思います。
自分たちのお店の雰囲気・他店に比べて魅力的なもの・秀でている事はなにか?
あるいは自分たちのお店に来たお客様は何を求めているのかを知っておくことが大事ですね。
付け加えてもう一つ大事なのが、やはり「わかりやすさ」「見やすさ」です。
色々なこだわりがあればあるほど、提供する側はお客様にあれもこれも伝えたくなりますが
あまりに情報過多だと見る側が疲れてしまいます。ある程度の取捨選択は必要ですね。
キャッチコピーで魅力を伝えよう!
伝えたいことは色々あるけど、あまり長々説明しても興味をもってもらえない・・・。
あまりに簡素な説明ではお客様の印象に残らない・・・。
そういった試行錯誤の末に生まれるのが商品の「キャッチコピー」です。
キャッチコピーとは「人の注目を得るための宣伝文句」です。
説明は短く、でもその商品がどんなものか印象に残るようにする。こういった要望を叶えるため
商品と同じ数だけキャッチコピーは世の中に生み出されているのではないでしょうか。
もちろんキャッチコピーも付加価値の一種です。大概は商品の写真などの横に添えられてますよね。
画像から受ける印象は人それぞれかもしれませんが、キャッチコピーであれば具体的な言葉のため
よりこちらの伝えたい意図が明確に伝えられるメリットがあります。
キャッチコピーも「具体的なもの」から「抽象的なもの」まで様々です。
例えば食品の味を伝えるために「芳醇な味わい・・・」とストレートに伝えるものあれば、
衣服の着心地を伝えるために具体的に「従来より○○g軽い!」と伝えずに「風を纏うような・・・」
とあえて抽象的で洒落た言い方をしているキャッチコピーもあります。
キャッチコピーによって商品の印象は左右されます。それは逆に言えばキャッチコピーが商品の
雰囲気にあっていなければ大きく印象を損なうこともあります。
例えば映画のポスターで、ヒーローと悪役が対峙している如何にもアクションムービーのような
印象なのにキャッチコピーが「この映画を見た貴方は感動で涙を流す・・・」だと思わず「?」と
なりませんか?(意図的にギャップを狙っているのであれば話は別ですが・・・)
そしてなにより人に不快感を与えてしまうキャッチコピーはNGです。
・「太っているそこの貴方!スポーツクラブで運動して痩せようと思いませんか?」
・「運動不足だと思っている貴方!スポーツクラブで運動の習慣をつけてみませんか?」
極端な例えですが上記のようなキャッチコピーだとどちらが好印象でしょうか?
やはり人の欠点を指摘してネガティブ感情に呼びかけるような前者の言い方は好まれません。
後者のようにあくまでその人の悩みに寄り添うような言葉と前向きな検討を投げかけるような
キャッチコピーのほうが好印象ではないでしょうか?
言葉の力
好印象をもたれるキャッチコピーのお話をしましたが、相手に良い印象を与えるのはもちろん、そこにプラスアルファして惹き寄せなければなりません。
この惹き寄せるということはかなり難しいです。
難しい!ですが、しっかりと販促をするにあたりターゲットを絞り、情報を集めていれば少しずつゴールが見えてきます。
例えば売り込みたい客層がスポーツを習慣的にやる客層なのに、先ほどのキャッチコピーは使えないですよね。
ちょっと極端例でお話しましたが、要するにターゲットを絞り、なにをどのように売り込みたいか・印象づけたいかによりコピーの考え方も変わってきます。
販促においてキモなのは一番はじめの商材理解とそのターゲットへの理解だと思います。
その商品の魅力を引き出すために最適な言葉を選ぶ。そのために必要なことはやはり商品
そのものを知ること、そして伝えるべき事に統一感を持たせることではないでしょうか。
私たちSP事業部は仕事をしている上では売り込む側の立場におりますが、プライベートなれば
消費者側・・・つまり売り込む側が一生懸命に考えた商品の説明やキャッチコピーを良いものか
悪いものかを判断する側になります。
双方の視点から、販促についてこれからも色々考えていきたいと思います。
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