強化ダンボール製家具について
こんにちは！
豊栄産業なんでも設計担当の小畑です。
今日は弊社通販事業で販売している強化ダンボール製家具についてご紹介します。
強化ダンボールとの出会い！
私事ですが、豊栄産業に転職してきて良かったと思うことのひとつに強化ダンボール（シングル）との出会いがあります。
それまでの強化ダンボールに対する自身の認識はといえば、2層のバイウォールと3層のトライウォールしか持っておらず、加工方法も折り曲げたければVカットが必要なので大ロットの量産向きではないくらいの捉え方でした。
なので、初めて1層強化ダンボールシートを見たときは、「とにかくこれで何か作ってみたい！！」という好奇心に取りつかれたことを覚えています。
それまでの強化ダンボールに対する自身の認識はといえば、2層のバイウォールと3層のトライウォールしか持っておらず、加工方法も折り曲げたければVカットが必要なので大ロットの量産向きではないくらいの捉え方でした。
なので、初めて1層強化ダンボールシートを見たときは、「とにかくこれで何か作ってみたい！！」という好奇心に取りつかれたことを覚えています。
9年ほど前、豊栄産業ではこの材料を展示会ブースの壁面や棚（マチ幅の裏をマイナスドライバー等で削り取る加工があり、量産向きでない仕様）くらいにしか使用しておらず「もったいないなあ。」と感じていました。
春の気配が感じられたある日、この強化ダンボールシートで花見用椅子を作ってみたくなり、日焼けした廃棄予定のシートで早速作ってみました。コンセプトは片手でかるく持ち運べるモノ。座面に足を収納できるタイプを思いつき、そのままスムーズにサンプル完成。
その後、実際に花見で使ってみたら、なかなかの使い勝手で強度も十分でした。「これはいけるぞ！」 その時、あらためてこの材料に無限の可能性を感じました（その思いは今も変わらずです）。
その後、実際に花見で使ってみたら、なかなかの使い勝手で強度も十分でした。「これはいけるぞ！」 その時、あらためてこの材料に無限の可能性を感じました（その思いは今も変わらずです）。
商品化に向けた歩み
早速、この椅子を弊社社長に見て頂きました。
その時の反応は覚えていませんが、その後、机も作って販促エキスポという展示会に出してみようということになりました。
弊社匠設計士の池田主査からは足向け防止方法の貴重なアドバイスも頂き、商品としての完成度もぐっと上がりました。展示会では新規のお客様からのご注文も頂けました。
その後、新設された弊社通販事業部（営業4課）でも販売していましたが、なんと昨年、そこからさらなる発展を遂げつつあります！ご興味のある方は写真下にURLを貼っておきますので御覧ください。
その時の反応は覚えていませんが、その後、机も作って販促エキスポという展示会に出してみようということになりました。
弊社匠設計士の池田主査からは足向け防止方法の貴重なアドバイスも頂き、商品としての完成度もぐっと上がりました。展示会では新規のお客様からのご注文も頂けました。
その後、新設された弊社通販事業部（営業4課）でも販売していましたが、なんと昨年、そこからさらなる発展を遂げつつあります！ご興味のある方は写真下にURLを貼っておきますので御覧ください。
実は、椅子を作ってみて強化ダンボールの素晴らしさに感激した勢いで、もうひとつカタチにしてみた商品があります。
社長に椅子を見て頂いた際、「本棚も作ってみていいですか！？」との問いに、快くOKを出してくださいました。
椅子同様に、量産を想定してトムソンで抜ける設計で試作品を制作。社長のご家庭で使用して頂き、本が入った状態で少し動かしてみたときの問題点も発見し、改良することができました。
これも販促エキスポに出して見事ご注文を頂けました。こちらも写真下にURLを貼っておきますので、ご興味のある方は御覧ください。
これも販促エキスポに出して見事ご注文を頂けました。こちらも写真下にURLを貼っておきますので、ご興味のある方は御覧ください。
今日のまとめ
いかがでしたか？
今回は強化ダンボールという無限の可能性を秘めた材料について、その出会いから振り返ってみました。紙器設計でいうと、強化ダンボールは一般ダンボールと異なる様々な工夫が必要です。
材料が固く貫通しにくいため、細かなことをすると量産時のトムソンでNGとなるので、オペレーターの方との事前の打合せや確認も必要です。
しかし、それらを乗り越えてできた商品は、「これが本当にダンボール！？」と思えるほどの強度と耐久性を持ったとても魅力的なモノです。
今回は強化ダンボールという無限の可能性を秘めた材料について、その出会いから振り返ってみました。紙器設計でいうと、強化ダンボールは一般ダンボールと異なる様々な工夫が必要です。
材料が固く貫通しにくいため、細かなことをすると量産時のトムソンでNGとなるので、オペレーターの方との事前の打合せや確認も必要です。
しかし、それらを乗り越えてできた商品は、「これが本当にダンボール！？」と思えるほどの強度と耐久性を持ったとても魅力的なモノです。
実際に手で触れて頂けないので、この魅力を画面ではお伝えしきれないことが残念ですが、ご興味を持たれた方はぜひ一度、豊栄産業まで、お問い合わせください！
その他、豊栄産業では強化ダンボールを使用した重量物梱包にも対応しております。こちらもURLを貼っておきますので、ご興味のある方は合わせて御覧ください。https://www.howay.com/fact/reinforcedcardboard.html
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