合紙の反り防止と紙目の見分け方のお話

こんにちは!
豊栄産業SP事業部 東京支社の小林です。
本号では知ってて損はない反りと紙目のお話についてご紹介致します。
以前、合紙と段ボール合紙についてご紹介させて頂きました。
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合紙について

ダンボールの合紙ってどのようなことをしているの?

合紙で注意することって?

紙は植物繊維が絡みあい構成されている為、水分を含むと伸縮を起こします。
紙の製造方法により「紙目(=紙の流れ目)」が生じ、縦横方向で伸縮の比率が異なります。
したがって紙の流れ目を揃える必要があります。紙目を逆にすると紙やシートは反りを生じ、そのあとの加工が困難になり、良い製品が出来ません。

紙目のおさらい

紙には紙目、目方向が存在します。
紙の製造過程で紙が流れていく方向のすき目のことで、紙の繊維の方向でもあります。
紙目には縦目(T目)、横目(Y目)の2種類があります。

紙目の見分け方

非常に簡単な見分け方をご紹介します!
お手元に紙がありましたら是非実践してみてください。

  1. 紙を破ってみて抵抗があまりなく、素直に破れるほうが紙目です。
    ぴんとこない方は2箇所、向きを変えて一度破ってみて下さい。
  1. 紙目に沿って折るときれいに折れます。
    紙目に直角の方向には折れにくいので、折り目を比べるとわかり易いです。
  1. 真四角の紙を手で持って空中で垂らします。
だらりとしているほうに紙目が走っています。
いかがでしたでしょうか。
加工や紙の特性って面白いですね!参考になりましたら幸いです。

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