インクジェットの色調整

こんにちは、豊栄産業の川渕です。
今日はインクジェットでの色調整についてお話したいと思います。

インクジェットの基本的な使用方法

基本的にインクジェットは入稿されたデータをそのまま出力する印刷機です。

インクジェットメインでやられている会社さんでも「入稿データは一切触りません」というスタンスをお持ちの会社も多々あります。

オフセット印刷であれば、オペレーターさんのさじ加減で、すこし赤っぽくしたり、全体的に濃くしたり、薄くしたりといった印刷段階での調整がある程度効きますが、インクジェットはそれが一切出来ません。ただただデータ通り印刷をしていくだけです。

インクジェットで色調整がしたい場合は…?

つまり、インクジェットでの色調整はデータの段階で完璧に合わせておく必要があります。

インクジェットの色の出方について熟知しているオペレーターさんがいる場合は可能なのかもしれませんが、私が知る限りインクジェット屋さんで「色調整を行います!」という会社さんは聞いたことがありません…

実際問題、データで色調整って出来ることなのかな?と疑問に思ったので、挑戦してみることにしました。

色調整、やってみた

まず結論から言うと、

①データによっては無理では無いが、色調整費用はそれなりにかかってくる
②再現度が限られているので、調整をしてもぴったりの色にはならない

という結果でした。

5点ほどの色見本を用意してそれに近づけるように調整をするのになんと約半日かかりました。しかもドンピシャの色にはならず…無念です。

我流ですが、このような手順で色合わせをしていきました。

①カラーチャートを用意

とりあえず、今の印ジェットの機械に合わせてカラーチャート表を作成しました。
ここから色見本に近い色を探してデータを作成します。

②色見本に合わせてひたすらデータ作成⇒色出しを行う

少しずつ色のパーセンテージを調整してデータの色味を確認し、再現度を高めていきました。

あとは一番色味が近いものを選択してデータにはめ込み完成です。

簡単な作業に見えるかもしれませんが、CMYKのパーセンテージの組み合わせは1億通り以上なので、その中からベストな色合いを見つけるのは至難の業です。

私も甘く見て掛かりましたが、とても大変だったので、もし依頼をされたら色調整代はある程度ご請求させて頂こうと心に誓いました。

出来ないこと

今回はベタ色を色見本に合わせるという作業だったので、挑戦することが出来ましたが、これが仮に人物の肌の色・服の色など画像データだったり、複雑なグラデーションが掛かっていたりすると、ご対応は難しいと思います。

また調整ができるような場合であっても、ご想定よりも再現度が低い可能背が高いのでご注意ください。

奥が深い!インクジェット印刷

私、川渕が本格的にインクジェットを扱い始めたのはここ1年ほどになります。
私自身、現在では社内でもインクジェット機を触ることが多いほうですが、日々発見と調整の繰り返しです。

そんな中でも「小ロットで作れてありがたい!」「印刷が綺麗で良い!」などなど嬉しいお声を頂く機会が増えてきており、更に精進していかねば!と思っております。

展示会用のサンプルを作りたい!まずは小ロットから試してみたい!などお困りごとがあれば是非ご相談くださいね!

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