クルッと回せる!回転フックカウンター什器のご紹介|売り場の省スペース化にオススメのツール

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こんにちは!
豊栄産業なんでも設計担当の小畑です。
セールスプロモーションツールの制作を検討したとき「限られた売り場スペースの中で、できるだけ沢山の商品を陳列したい!」と思うことはございませんか!?
今日はそんな願いをまるでバレリーナの華麗なターンのごとき回転で叶える!売り場ディスプレイを作ってみましたので、ご紹介させていただきます!「アンドゥオール♪アンドゥダン♪」
それでは、いざスタート。

限られた幅にて

限られた売り場スペースで商品のフェイス(商品陳列の最前面)数を増やすには物理的な限界がありますが、この限界を解消する一つの方法として、回転什器が挙げられます。
下図では3種類の商品をそれぞれ4フェイスずつ展示した場合のフラットタイプ(左)と回転タイプ(右)との対比を表しています。回転タイプの方が奥行き寸法は大きくなりますが幅に関してはかなりコンパクトになります。

ちょい見せ図面

全てはお見せできませんが、この回転什器を紙器設計に落とし込むとこんな感じになりました。回転台には厚さ2ミリの3枚合紙、そして本体には段ボール(E段合紙)を使用しています。

回転の仕組みは!?

今回の紙製什器でポイントとなるのは、やはり回転方法です。そこで、安定した回転を生み出すための主なポイントは下記の3つとなります。
①ブレの少ない同心円での軸回転
②360°の水平保持
③摩擦を抑えた軽い駆動
 
これらを考慮して一から設計しようとすると、本来ならそれなりの試行錯誤が必要ですが、今回は数カ月前にDIYで学んだノウハウのおかげでスムーズに進めることができました!
そのノウハウについては下記ブログ記事をご参照ください。
電動ターンテーブルを一から作ることになった件→ https://howay.com/wp/sp/8997/

紙製什器にするメリットは?

①什器の組立方法は本体を広げて回転台に差し込むだけの超簡単仕様!
梱包箱も軽量かつコンパクト!で設置しやすい。
③紙以外のパーツも簡単に取り外せるので、不要になったときの廃棄が楽ちん!
お手軽に導入しやすいツールへと変身するのではないでしょうか!?

実際のイメージは!?

(左の画像)は商品を吊り下げて静止させた状態です。(右の画像)は激しく回転させてみました!!
それでは最後にイメージ動画を御覧ください!

今日のまとめ

いかがでしたか!?今回は売り場の省スペース化に一役買う回転什器の紙バージョンについてお付き合いいただきました。
円盤上でクルクル回るカウンター什器は特に商品アイテム数が多い場合に力を発揮してくれそうです。例えば「この30センチほど空いたスペースに全種類を効率よく並べたいのにキャパオーバーだ(-_-;)」なんて問題をまる〜く収める救世主になるかもしれませんね!それではおあとがよろしいようで。。。
 
このように、私たちはある特定のニーズをもとに商品開発を行う際、紙で作るメリットを考慮した上で進めています。
こんなことできるかな?あれにはどれくらい費用がかかるかな?といったセールスプロモーションやパッケージ、その他様々なアイテムに関するご相談はぜひ豊栄産業まで、よろしくお願いします!

豊栄産業は「段ボール・紙」を用いたパッケージ・梱包資材の設計~製造納品売場ディスプレイ・販促什器の設計~製造納品ダンボール家具やおもちゃの通信販売インクジェット出力によるスチレンボードや看板資材、小ロットの什器作成を行っている会社です。
お困りごとはぜひ豊栄産業までお問い合わせください。

各種ECサイトにて、ダンボール家具・おもちゃ・帳票保存箱などを販売中!

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