日本独特な造語「SDGs」の本質とHOWAYでの取り組み

日本独特な造語「SDGs」の本質とHOWAYでの取り組み

日本では「SDGs」と言う言葉がなぜか良く出てきます。

「Sustainable Development Goals」の略称で、日本語に直訳すると「持続可能な開発目標」という意味を表しているらしいです。

なぜこんな書き方をするのかと言えば、世界では全く通用しないほぼ日本独自の造語だからです。海外の方に聞いたら「何それ?」と返されてしまいます。

Googleトレンドでの過去5年を調べて見ると良くわかります。(こんな調べ方が出来るのって便利ですよね)

例えば今の日本を100とすると、インドネシアで26、ウガンダで20、続いて台湾、ケニアといった規模感でトレンドとなっています。先進国は全く入って来ないのです。

先進国のサスティナビリティーを象徴する言葉は?

先進国でサスティナブルに関して連動する言葉は、「ESG」「D&I」「カーボンニュートラル」になります。

■ESG
環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)の頭文字をとってイーエスジーと呼ばれます。

■D&I

ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)とは、ダイバーシティ(多様性)とインクルージョン(受容性)を合わせた言葉で、多様な人材を受け入れ、活かすことを指します。

■カーボンニュートラル
温室効果ガスの排出量と吸収量を、実質的に差し引きゼロにする状態をいいます。要するに二酸化炭素の排出量を減らそうって事です。

3Rでカーボンニュートラルへ:リデュース、リユース、リサイクル

青空に緑の芽が生える写真

我々HOWAYが実現に努めて行かなければならないのが、「カーボンニュートラル」です。

「カーボンニュートラル」を実現するためには、「3R」と呼ばれる「リデュース」「リユース」「リサイクル」を言葉の順番を守って実現させて行く必要があります。
 
「リデュース」Reduceは、日本語では減容化となります。まずは使う量を減らそうということです。例えばAmazonなんかも、無駄にデカい箱で来ていたのが、袋に入って来る様になったりしていますよね。
 
次に「リユース」Reuseは、再利用です。何度かそのまま使いましょうということです。すぐゴミにするのでなく、再利用して、使えなくなるまで使いましょう。
 
最後に「リサイクル」Recycleです。再生利用しようということです。資源の少ない日本ではここが世界的に見ても大変優れています。
 
我々HOWAYでも、段ボールの製造においては、ほぼ100%加工上で生じる抜きカスは回収圧縮して古紙屋に回収してもらい、再生利用しております。
段ボール屋って環境問題がクローズアップされる前から、ゼロエミッション(廃棄物を限りなくゼロにしようとする取り組み)を実現してるんですよ。だから昨今の環境問題なんて「今更何を言ってるの?」というのが正直な感想です。
 

HOWAYでは、製品の設計段階から「リデュース」「リユース」「リサイクル」の「3R」を頭に入れて考えます。

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