つり下げ式ハンガー什器にも対応 撮影ブースの製作

こんにちは。豊栄産業SP事業部 東京支社総合企画部の越川です。
主にダンボール製什器やディスプレイの設計と、サンプルの試作を担当しています。
 
梅雨らしいお天気が続いていますが、各地で大雨による被害も発生しています。
ニュースでも目にするハザードマップ。普段はなかなか意識することはありませんが、
予測がつかない自然災害の発生に備えて生活圏のハザードマップは確認しておきたいですね。
 
豊栄産業ではフロア什器・卓上カウンター什器・つり下げハンガー什器のように
多種多様な販促什器をカテゴリー別に分けホームページに写真を載せてご紹介しています。
ホームページ開設時は、プロのカメラマンに撮影をお願いしましたが、その後少しずつ増やしている什器の写真は東京支社内で撮影しています。社内には撮影のための専用スペースがありません。
なのでできるだけ明るく広い場所を求めて、
毎回試行錯誤しながらの作業になっています。
 
過去にはせめて小型の什器やノベルティグッズのような小物類だけでも、キレイに撮れる場所が欲しいとの思いで450ミリ角と600ミリ角の撮影BOXを製作しました。
社内での小物撮影には600ミリ角サイズが使いやすく、「きちんと撮りたい」時は撮影BOXを使用し
明るくくっきりとした写真に仕上がるようにしています。

試作の前に・・・こんな感じのものを作りたい

今回はもう少し大きくして、卓上カウンター什器・つり下げ式ハンガー什器の撮影にも対応できるものを製作しました。

カウンター什器は陳列台に設置して使用するので、見せたい角度を決めて撮影できます。
一方ハンガー什器は、売り場の壁面や什器の側面といった空きスペースに吊り下げて使用するツールなので撮影時は固定ができず、なかなか自立してくれません。
即席で用意した撮影ブースはこのような出来栄えです・・・。完成度は低いもののこの方法でハンガー什器の撮影ができる!と目の前が明るくなりました。

什器に対応!撮影ブース 作ってみました

現在、撮影場所として使っているスペースはL判(800x1100ミリ)の板紙を収納している棚の上です。底面は1200x900ミリあるので撮影ブースの設置には充分なスペースです。
決められた場所に合わせて製作していくのは、お客様から依頼を受けて什器を設計していく工程と似ています。設置場所の採寸や試作を繰り返し、最終的にはこのような仕上がりに。
撮影した写真はバックシートの繋ぎ目を加工で消し、明るさや色味を整えたら晴れてホームページに上げられる画像となります。できるだけ後加工が少ない写真が撮れるようにと、カメラの操作についても試行錯誤しています。

おわりに

今回製作した撮影ブースは箱状になっているので、持ち上げたり移動することが困難です。
使用後に片付けられる仕様であることが理想なので、強度や使い勝手を試しながら改良して使っていきたいと思います。
 
小物撮影向けに製作した、撮影BOXの記事はこちらです。

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